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個人向け国債変動10、9年ぶりの高金利

個人向け国債変動10年 株式投資の心構え
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 こんにちは、3日から31日まで募集される2023年9月15日発行の個人向け国債変動10年(変動10)の金利が年0.39%(税引後年0.3107715%)と設定され、前回発行から0.11ポイント上昇しました。変動10の金利としては9年ぶりの高水準です。算定基準となる10年国債の金利が年0.59%(前月比プラス0.16ポイント)となったからです。10年国債金利の急激な上昇は、7月28日の日銀金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を修正し年1%を事実上の上限としたのが要因とされます。YCCの上限弾力化を受けて10年国債金利は急上昇し、従来の上限とされた年0.5%を突破しました。2日には一時、9年4カ月ぶりとなる年0.625%にまで達しています。急激に金利が上昇すれば、償還(満期)までの残存年数により程度は変わりますが通常の債券価格は急落します。しかし、個人向け国債は債券価格が固定されているため、金利上昇による債券価格急落とは一切無関係です。しかも、変動10ならば金利が追随して上昇します。新発債ならば発行時に、既発債ならば半年に1回反映されます。

個人向け国債 : 財務省
こちらは、財務省の個人向け国債のWEBサイトです。個人の方が買いやすい安全で手軽な個人向け国債には、変動10年、固定5年・3年の3つの種類があり、それぞれの特徴をわかりやすく説明しています。また、現在募集中の個人向け国債の情報も掲載していま...
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全世界株の有力な分散先

個人向け国債変動10年

 変動10の金利はメガバンクの普通預金の400倍弱です。定期預金と比較しても200倍弱です。楽天証券と連携(マネーブリッジ)させた際の楽天銀行のプレミアム金利年0.1%(預金額300万円以下まで)の4倍弱です。期待リターンに占める為替リスクの割合が極めて大きいかつ決定的な影響を与える外国債券と違い、個人向け国債は為替リスクがありません。全世界株インデックスファンドの分散投資先や安全(ほぼ無リスク、超低リスク)資産の運用先として、最有力な候補と考えられます。

 

 

預貯金よりも相対的に安全な資産

個人向け国債変動10年

 個人向け国債は財務省が毎月発行しています。満期は10年(あるいは5年、3年)ですが、発行後1年を経過すればいつでも中途換金ができます。中途換金時に直近2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれます。通常の債券と異なり、たとえ中途換金をしたとしても財務省(日本政府)が債務不履行(デフォルト)や破綻しない限り元本割れはしません。地銀はもちろん、メガバンクやゆうちょ銀行、インターネット銀行、信用金庫、農林中央金庫などあらゆる金融機関の預貯金よりも相対的に極めて安全といえます。日本政府がデフォルトする確率は極めて低いです。あらゆる金融機関よりも一般にデフォルトする可能性は低いとされています。ただし、個人向け国債の弱点もあります。金利下落時に通常の債券で得られる値上がり益は、個人向け国債では価格が固定されているため起きません。さらに、預貯金のように常に引き出せるわけではなく、購入後1年は中途換金ができません。

 

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