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信金や銀行のお宝投信(Fund of the Year 2022⑫)

たわら先進国表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」でランクインしたトップ20の投資信託や上場投資信託(ETF)を今年も不定期連載で紹介しています。第12回目はたわらノーロード先進国株式(たわら先進国)です。<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(スリム先進国)同様に低コストで日本を除く先進国株式に時価総額通りに投資ができます。インターネット証券会社だけでなく、全国の多くの信用金庫(信金)や銀行でも販売されています。信金や銀行では数少ない低コストお宝投資信託といえる存在です。

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つみたてNISA対象先進国株トップ3

たわら先進国月次レポート①
たわら先進国月次レポート②

 たわら先進国はMSCIコクサイに連動しています。先進国株価指数連動の投資信託は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)のみならず、企業型確定拠出年金(企業型DC)でも主力投資対象として扱われています。全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数に比べて対象商品は圧倒的に多いです。かつては外国株式インデックスファンドというとほぼ先進国株価指数連動型を意味しました。たわら先進国は経費率、運用規模の面からニッセイ先進国、スリム先進国とともにつみたてNISA対象先進国株インデックス型でトップ3の地位にあります。中身は3商品ともに互角です。たわら先進国の売買手数料は無料で信託財産留保額はかかりません。運用管理費(信託報酬)は年0.10989%とトップクラスの低コストです。なお、たわらノーロードシリーズの信託報酬は2023年3月30日から一斉に引き下げられ、たわら先進国も年0.09889%に引き下げられます※。純資産総額は1,600億円を超えており、十分な規模です。設定以来分配金を出しておらず、ファンド内で配当金を再投資しています。配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用ができます。純資産総額は3月23日現在で2,637億円あります。2月28日現在の月次レポートによると、国別構成比上位は米国69.40%、英国4.56%、カナダ3.73%です。組み入れ上位10銘柄は全て米国です。

※たわらノーロードシリーズの信託報酬一斉引き下げのくだりは追って紹介します。

ネット証券だけでなく全国の信金でも販売

たわら先進国販売会社①
たわら先進国販売会社②

たわら先進国販売会社③
たわら先進国販売会社④

 たわら先進国はインターネット証券のみならず、全国の信金、銀行でも販売してます。特に数多くの信金で採用されており、販売会社一覧の4ページのうちほぼ3ページは信金です。信金や銀行ではほとんどのケースでつみたてNISA限定商品になります。しかも、銀行ではネット取引限定の場合がほとんどです。信金では対面でも購入できる場合もあるとのことです。どうしても信金などでつみたてNISAを開設したい場合には、信金のつみたてNISAでたわら先進国を運用する手もあります。しかし、筆者自身が聞いた話や交流サイト(SNS)に書き込まれた話によると、信金や銀行の営業担当者の中にはたわら先進国を含めたわらノーロードシリーズの販売をすごく嫌がる人もいると聞いています。「たわら先進国じゃ会社で評価されないどころか上司に叱責される。お願いだから(購入時手数料が高く信託報酬が高い)毎月分配型投資信託を買ってほしい」とごり押ししてきた営業担当者もいたそうです(苦笑)やはり、楽天証券やSBI証券などのインターネット証券で投資するのが無難だと思います。なお、信金や銀行で扱う投資信託は証券会社で販売している投資信託と異なり、投資者保護基金(上限1,000万円)の対象とはなりません。また、投資信託は預金や保険契約ではないため、預金保険機構や保険契約者保護機構による保護の対象にはなりません。

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