こんにちは、先週末から世界各国の株式市場、債券市場、為替相場が不安定な状況が続いています。米国でテクノロジー企業への融資を担ってきたシリコンバレー銀行(SVB)、ニューヨーク州地盤のシグネクチャー・バンクが相次いで破綻しました。米国の金融不安は欧州にも広がり、スイスの銀行王手クレディ・スイス・グループ(クレディ)は経営問題が再燃し、株価が史上最安値を更新しました。米当局は米銀両行の預金を全額保護し、クレディはスイス国立銀行から7兆円超を調達する用意があると発表しました。このまま沈静化するのか、あるいは今後さらに金融不安が広がるかは分かりません。しかし、全世界株インデックス型投資信託と個人向け国債変動10年(変動10)に長期目線で分散投資をしている投資家は冷静に投資方針を守り続けることが大切です。
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO3116507016032023000000-1.jpg?ixlib=js-3.8.0&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&w=1200&h=630&fp-x=0.5&fp-y=0.5&fp-z=1&crop=focalpoint&s=e10d5c860cdfe291d72357ad8350cc0c)
シリコンバレー銀行破綻、金融市場を揺らした1週間 - 日本経済新聞
米テクノロジー企業への融資で知られ、米西海岸シリコンバレーのエコシステムの中核を担ってきたシリコンバレーバンク(SVB)が3月10日、経営破綻しました。米銀の破綻では2008年のリーマン危機で破綻したワシントン・ミューチュアルに次ぐ資産規模...
【お勧め投資本】
こんな時もある
![S&P500指数の100年超の指数チャート](https://loserstockgame.com/wp-content/uploads/2022/09/image.png)
株式市場や債券市場、為替市場はいつも順風満帆ではありません。一つのニュースで急騰することもあれば、反対に急落することもあります。株式を例に挙げれば、時には直近高値から30%以上の暴落をすることもあります。事実、2000年代後半のリーマン・ショックではS&P500指数は50%時価総額が吹き飛びました。同時に強烈な円高ドル安が進行したため、円換算では60%に近い下落でした。これまでに幾度となく訪れてきた危機を乗り越え、長期では株式は直近の高値を更新し続けてきました。さらに、暴落と急騰のタイミングを当て続けるのはプロの投資家でも困難です。とうてい、個人投資家ができる代物でないと考えた方がいいと思います。航路を守った投資を続け、市場に長く残り続けていきたいです。
【お勧め証券会社】
コメント