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何のために投資するのか

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。皆さんは何のために株式投資をしていますか。老後のためですか。配当金を得るためですか。住宅資金をためるためですか。収入から支出を差し引いたらとりあえず余るので投資をしている人もいるかもしれません。最近の株式市場の不安定な値動きに当初の目的を忘れているかもしれません。もちろん、自分のリスク耐性を日頃からチェックし、それに合った資産配分にするのはとても大切です。加えて、何のために投資をしているのか思い出すことも有効だと考えています。

※最近、株式市場の急落を受けて急きょ予定していた内容を差し替え、緊急で記事を書いてばかりいました。今回は多少緩めに書いていくつもりです。気軽に読んでいただければ幸いです。

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長期目線ならば

 老後など長期的な目的で投資をしているならば、日々の株価の値動きに不安になる必要は何らありません。たとえ今、数十パーセント株価が変動したとしても20年以上の長期になればなるほど誤差レベルの違いになってきます。ただし、広く銘柄が分散された全世界株や全米株、S&P500指数連動株、先進国株のインデックスファンドに長期間買い持ちを続けた場合ならばです。全世界株などのインデックスファンドは高値から90%近く資産が吹き飛んだ世界恐慌、高値から50%程度暴落したリーマン・ショックなどの歴史的な暴落や数えきれない弱気相場、調整相場を乗り越えて最高値を更新し続けてきました。個別銘柄ですと数十年間株価が低迷したり、倒産して無価値になってしまったりする可能性がどうしてもぬぐえません。相場に合わせて売買を繰り返した場合、大きく株価が上昇する瞬間を逃してしまう危険性が大きいです。暴落や弱気相場に入る瞬間や底打ちのタイミングは機関投資家でも当てるのは極めて困難だからです。30数年間でたった30日のベスト上昇日を逃すだけでS&P500指数の年平均リターンは半減してしまったという検証結果もあります。累積リターンならば複利効果が加わるのでさらに見るも無残な悲惨な結果になっています。

割に合わない

 当ブログは全世界株などのインデックスファンドへの長期投資を掲げているブログです。配当金目的や個別株投資、短期売買で必要となる考え方は、当ブログの主旨とずれてきますのでほとんど扱わない方針です。最低限端的に申し上げれば、配当金目的ならば日々の株価の値動きは気にする必要はありません。ただし、配当再投資による複利運用の効果を得ることができなくなったり、税金の関係で配当再投資の効率が落ちたりします。個別株投資ならば年4回の決算や銘柄に関するニュース、長期金利の確認は最低限必須です。決算書を最低限読むには日商簿記2級程度の知識は必要だと思います。加えて米国個別株を本気でするならば英語力が問われます。語学力なしに外国株の個別株をするのは情報面で大きなハンデになります。インデックスファンドメーンならば英語力は不要ですが、米国個別株メーンで英語が不要なんて甘い話は一切ありません。そうした手間にもかかわらず、多くのケースでインデックスファンドに勝てません。それでも、趣味の範囲で資産全体の1~2割程度保有するのは全然ありだと思います。短期売買は個別株に問われる知識に加え、精神力や体力を問われます。でも、資産形成につなげるのは極めて難しいと思います。手数料と税金がかさむからです。もちろん、競馬や競輪感覚でギャンブルと割り切って楽しむならばそれはそれでいいと思います。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。筆者は老後のために長期目線で全世界株や全米株、S&P500指数に連動するインデックスファンドに投資、保有を続けています。皆様と長く市場にいたいと願っています。

 

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