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格安アクティブ型投信誕生へ

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。先進国株価指数(MSCIコクサイ)に対して変動幅が上下2%程度に収まる運用を目指すアクティブ型投資信託が21日に設定されます。信託報酬は税込み年0.077%で、低コストインデックス型投資信託を扱っているeMAXIS Slim、SBI・V・、<購入・換金手数料なし>、楽天・バンガードの各シリーズの看板商品よりも安いです。3日に運用会社のSOMPOアセットマネジメント(AM)が発表しました。

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投資適格銘柄123社に投資

 SOMPOAMの発表や2日付日経新聞朝刊によると、低コストアクティブ型投資信託の名称は「SOMPO123先進国株式」です。売買手数料無料で、投資適格銘柄である格付けBBB以上の123社を選定して投資します。銘柄入れ替えの頻度を半年に1回程度にとどめ、売却コストを抑えます。さらに、MSCIコクサイを出している指数算出会社に支払う手数料を節約し、手数料引き下げの原資にします。主にインターネット証券会社で販売され、積み立てなど長期投資での運用を想定しています。原則として為替ヘッジはありません。

注目ですが…

 アクティブ型投資信託の中には、売買手数料がかかる上に信託報酬年1%以上課しているのにも関わらず、中身がインデックス型投資信託と変わらない「ボッタクリなんちゃってアクティブ型投資信託」があります。しかし、SOMPO123先進国株式はこうした商品と一線を画し、低コストインデックス型投資信託よりも低い信託報酬とする点は意欲的で注目です。先進国株価指数とどの程度寄り添えるかはファンドマネジャーの腕の見せ所です。しかし、先進国株や全世界株、米国株のインデックス型投資信託に対するアクティブ型投資信託の運用10年間の勝率は2割以下です。年数を重ねれば重ねるごとに劣後していきます。ただ、これまでのアクティブ型投資信託と違い信託報酬の面ではほとんど差がありません。どういった結果が出るでしょうか。筆者個人の現時点の見解は、アクティブ型投資信託の中では唯一と言っていいぐらい興味があります。サブ資産として少し買うのは面白いと思います。しかし、運用の主軸としたり、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)で運用したりするのは厳しいのではないかという予想です。とはいえ、こうした運用会社の意欲は大いに買いたいです。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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