こんにちは、でんです。米国バンガード社の低コスト上場投資信託(ETF)や投資信託に投資しているインデックス型投資信託シリーズの楽天・バンガード・ファンドシリーズの純資産総額が5,000億円を超えました。いずれも売買手数料無料、信託報酬低水準で、多くの商品が積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象となっています。特に全米株価指数に連動する楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、全世界株価指数に連動する楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)が有名です。
楽天VTIで7割を占める
シリーズの絶対的大黒柱は楽天VTIです。信託報酬年0.162%で純資産総額は3,518億円を誇ります。つみたてNISA対象銘柄で、楽天証券などの個人型確定拠出年金(iDeCo)で採用されています。1本で米国の上場企業ほぼ100%をカバーしています。もう一つの看板は楽天VTです。信託報酬年0.212%で純資産総額は1,205億円です。こちらは世界の時価総額の95%以上をフォローしています。楽天VTI、楽天VTでシリーズ全体の9割となっています。他にも楽天・インデックス・バランス・ファンドシリーズが個人的には好きです。信託報酬も年0.2%余りと低く、全世界株と全世界投資適格債券をそれぞれの時価総額の配分通りに投資しています。株式や債券の比率は3パターンがあります。iDeCoでも、楽天・インデックス・バランス・ファンドシリーズと同じコンセプトの楽天DC年金があり、信託報酬は年0.163%です。バランスファンドで各資産を世界の時価総額通りに保有できるのはメリットだと思います。他の多くのバランスファンドは日本株・先進国株・新興国株・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内不動産投資信託(REIT)・先進国REITを均等に投資しているものが多いです。結果、日本株や新興国株、新興国債券などに配分が偏ってしまいます。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。楽天・バンガード・ファンドシリーズはeMAXIS Slim(Slim)シリーズとともに、インデックス投資を後押しする優秀な商品が揃ったシリーズです。ちなみにSlimシリーズの純資産総額は1兆5,000億円を超えており、看板商品のSlimS&P500は6,291億円、Slimオール・カントリーは2,754億円を誇っています。
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