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理論と現実

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。インデックスファンドへの投資方法を考えた場合、理論的には一括投資が有利ですが、多くの人には積み立て投資の方が向いていると記してきました。事実、筆者も積み立て投資を中心に一括投資と併用しています。今回は前回書ききれなかった部分を中心に述べたいと思います。

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続けやすく、心に優しい

 積み立て投資の方が一括投資に比べて続けやすく、かつ心理的負担が少ないです。給与から自動引き落としにし、仕組化をしやすいです。株式市場は長期的には右肩上がりですが、高値から数%~10%程度下落する調整局面は頻発し、時には30%を超える暴落もあります。ここ10年だけでも、高値から60%近くまで暴落したリーマンショックや30%超下落した新型コロナショックといった暴落をはじめ、チャイナショック、VIXショック、アップルショックと数えきれないぐらいの調整局面はありました。そんな時、毎月定額積み立てならば多くの株数(口数)を購入することができ、回復時の原動力になります。さらに高値圏ならば少ない株数の購入にとどまります。もちろん、一括投資でも暴落時に配当再投資や追加投資で多くの株数を買えます(積み立て投資も同じですが)。ただ一括投資の場合、長期投資やインデックス投資のメリットをしっかりと分かっていないと、日々下落していく株式資産に耐えきれなくなり底値付近で投げ売りしてしまう可能性が積み立て投資よりも高いといえそうです(もちろん、積み立て投資の場合も理解が大切なのには変わりないです)。

プロや先駆者も分かった上で…

 

 

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 金融のプロやインデックスファンドの先駆者の中にも、筆者が記してきた以上のことを分かった上で、積み立て投資を実践している人もいます。東証1部上場企業の最高財務責任者(CFO)の北村慶氏や日本のインデックス投資先駆者の水瀬ケンイチ氏は自身でも10年以上の長期間積み立て投資を継続しているとされ、自身の著書で積み立て投資を勧めています。加えて積み立て投資は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)をフル活用することができます。

 積み立て投資にせよ、一括投資にせよ途中でやめずに、一日でも長く続けることが何よりも大切です。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。筆者は一日でも長い期間、皆様とともにインデックスファンドを持ち続けたいです。

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