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一括と積み立て

積み立て投資 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。米国株や全世界株のインデックスファンドへの長期投資をしていく上で、一括投資と積み立て投資のどちらがいいのでしょうか。インデックスファンドを勧めている投信ブロガーやプロの間でも意見が分かれるところです。筆者は「理論的には一括だが、万人向けなのは積み立て」と考えています。

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理論的には一括だが…

 理論的には一括投資です。株式投資は長期になればなるほど、年平均リターンがプラス数%から十数%の範囲で安定します。加えてベストタイミングを見抜くのはプロでも困難です。割高なタイミングだと多くの人が思う状況でも投資可能な金額を一括で投資をし、長期間市場で運用することが有利です。ただ、現役世代でまとまった金額を最初から準備できる人は多くありません。毎月一定の収入を得られる給与所得者にとっては、余剰資金を毎月定額で積み立てていく方が現実的といえます。それに相場の天井で一括投資をしてしまった場合、人によっては嫌になって退場してしまう恐れもあります。定額積み立て投資の場合、高い時に少ない株数を買い、安い時に多い株数を買うことができます。暴落時の精神的な安定につながる面もあります。国の税制優遇制度の積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)は積み立て投資を前提とした制度です。

一括と積み立てを併用

積み立て投資

 投資を始める際、生活防衛資金を2年以上確保した上で残りの預貯金を一括投資します。あとはつみたてNISAやiDeCoを活用し、毎月の収入から支出を引いて残る余剰資金を毎月定額で積み立てていきます。多くの人にとって一括投資のメリットも生かしたいのであれば、このやり方が現実的です。その場合、毎月一括投資のつもりで積み立てていくのもいいでしょう。ちなみに、臨時でまとまった収入があった場合は速やかに一括投資します。筆者は一括投資と積み立て投資を併用し、毎月一括投資のつもりで積み立てています。仮に積み立て投資だけを実践していたとしても、それほど問題はないと考えます。理論的には一括投資にかないませんが、続けやすさは積み立て投資に軍配が上がります。

 このブログに来ていただき、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。大切なのは長期間続けていくことです。

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