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もう一つの世界株投信(FoY選外の優良投信⑥)

SBI全世界表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020(FoY)」で惜しくも入賞できませんでしたが、優良またはコンセプトが面白いと思う投資信託や上場投資信託(ETF)を取り上げる連載です。第6回目はSBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI全世界)です。SBI・Vシリーズではないですが、信託報酬は0.1102%と格安の全世界株インデックスファンドです。

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低コストで全世界株投資

  • 世界中の株式を時価総額通りに
  • 米国三つのETF購入
  • つみたてNISA対象
SBI全世界手数料
SBI全世界特色
SBI全世界月次レポート
SBI全世界上位銘柄
SBI全世界地域・業種


 SBI全世界は信託報酬年0.1102%と格安で、売買手数料や信託財産留保額はかかりません。純資産総額は262億円で右肩上がりで上昇しています。世界中の大、中、小型株式に連動するFTSE全世界株価指数に連動します。具体的には三つの米国上場投資信託(ETF)を購入し、連動を目指しています。同じ株価指数に連動する楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)は米国ETFの中でも特に有名なVTだけに投資する形であるのに対し、少し複雑な形となっています。SBI全世界が投資する三つのETFは本国では有名ですが、日本人にはVTやVTI、IVVなどほどは知られていません。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)の対象で、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)でも扱われています。設定以来分配金を出しておらず、効率的に複利運用ができます。組み入れ上位銘柄は米国株が中心です。サムスン電子の比率が他の全世界株インデックス型投資信託に比べて少し上振れている印象があります。組み入れ上位国は米国が53.72%と半数以上を占めます。組み入れ上位業種はおおむねバランスが取れています。

コストだけにこだわるならば有力な選択肢

SBI全世界表紙

 SBI全世界はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー、除く日本)と遜色のない経費率で、経費率だけにこだわるならば有力な選択肢です。当ブログがこれまでに勧めてきた米国株や全世界株のインデックス型投資信託同様に、「最適解」に近い運用ができると思います。純資産総額も合格ラインを超えています。しかし、運用規模や運用の安定度合いを考えれば、SlimオールカントリーやSlim除く日本、楽天VTを上回るとまではいいにくいかもしれません。ただ、優秀でいい投資信託の一つであることには何ら変わりません。比較対象となる相手が悪すぎる(強すぎる)だけです。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今後も機会を見てFoY選外の優秀な投資信託や面白いファンドを取り上げていきたいと思います。

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