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ぶれぬ運用哲学の投信(Fund of the Year 2021⑫)

鎌倉投信表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。個人投資家が証券会社の宣伝やうたい文句に惑わされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021(FoY)」でランキング入りした投資信託や上場投資信託(ETF)を不定期連載で紹介しています。第12回目は結い2101(鎌倉投信)です。流行を一切追いかけず、ぶれない運用哲学を掲げて日本株に投資をするアクティブファンドです。

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日本に必要な会社に投資

鎌倉投信運用哲学
鎌倉投信運用実績
鎌倉投信手数料

 鎌倉投信は①優れた企業文化を持ち人材を活かす企業②循環型社会を創る企業③日本の匠な技術、感動的なサービスを提供できる企業-などに長期投資をしています。日本に必要な企業にのみ投資をする方針です。目標リスクを年10%としているため、株式比率は必ずしも高くありません。2021年7月末現在で株式63.8%、コール・ローンなど(現金)34.0%、債券2.2%です。株式100%の投資信託に比べて大きな上昇は見込みにくいですが、その分リスクが抑えられています。信託報酬(維持費)は年1.1%です。売買手数料や信託財産留保額はかかりません。分配金再投資コースだけです。分配金は以前健全な範囲で少額出ていましたが、最近は出さずにファンド内で配当再投資しているようです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象です。直販専売品のため、鎌倉投信の口座でしか購入きません。

良心的なアクティブファンド

鎌倉投信表紙

 アクティブファンドとしては、良心的な部類といえます。日本に必要な企業にのみ投資するとする運用哲学も明確です。個人的にアクティブファンドの中では好きな方です。ただ、購入を勧めるという意味は決してありません。低コストで時価総額加重平均型の全世界株、全米株、S&P500、先進国株インデックスファンドが一番です。鎌倉投信の運用方針に共鳴し、投資したい場合には少額にとどめ、特定口座をはじめとする課税口座での購入がよいでしょう。つみたてNISAでは全世界株などのインデックスファンドに投資した上で、課税口座でサブ的に保有するのが現実的だと思います。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今後も機会を見て入賞ファンドを取り上げます。

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