こんにちは、でんです。6月16日の米国株式市場は主要500社で構成されるS&P500指数が0.53%安、大型ハイテク銘柄によるNASDAQ100指数が0.34%安でした。米連邦準備理事会(FRB)が同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で2023年中にゼロ金利政策を解除する方針を示しました。政策金利見通し発表後、S&P500指数などは一時1%近く下落しましたが、その後持ち直しました。経済が回復した後もゼロ金利を続けるわけにはいきません。将来の量的緩和縮小は何も問題ありません。そもそも米国株や全世界株のインデックスファンドへの長期投資をしていく上では気にする必要はないと考えます。
航路を守って
量的緩和縮小が議論、実践されると一般的に10年債利回りが上昇し、ハイテク銘柄ほど下落する傾向があります。今後は段階的に市場の金余りによる金融相場から、企業の業績に基づく業績相場に移っていく見通しです。金利上昇に弱い傾向にある株価収益率(PER=株価/1株当たりの純利益)の高い銘柄ほど下落しやすくなります。米国市場で今年に入り、高PER株の多いグロース株からバリュー株が優勢の流れになっています。日本市場でも大型バリュー株の代表格であるトヨタ自動車が好決算と好業績予測などを背景に上場来高値を更新し、株価が史上初の10,000円を超えたのが象徴的です。一方で高PER株の多いマザーズ上場銘柄の多くは苦しい値動きとなっています。しかし、これらの相場の移り変わりはインデックスファンドに長期投資していく戦略を変えるものではありません。20年以上の長期的視点では、些細なことです。世界経済は長期的に拡大しているという前提が崩れない限り、個人のリスク耐性の範囲内で淡々と積み立てまたは一括投資を続けて問題ないと考えます。
なんか最近2,000円以上買えません
先週の広島カープの成績に応じて、eMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)に1,000円投資しました。なんかここ1カ月以上毎週1,000円台の購入になっているのは気のせいでしょうか(苦笑)。そんな現状12球団最弱チームなのに、東京五輪野球日本代表には最多で断トツの5人が選出されました。うれしいのですが、少し複雑な気持ちです(笑)。会沢翼選手、菊池涼介選手、鈴木誠也選手、森下暢仁投手、栗林良吏投手、おめでとうございます。加えて会沢選手のけがが心配です。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さりありがとうございました。
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