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株式投資の名著、良書

株式投資の名著、名書 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。今年は新型コロナウイルスの影響で帰省や旅行が困難な年末年始になりそうです。多くの人にとって、いつもの年より自宅でテレビやインターネットを見る機会が多くなると思われます。箱根駅伝や大学ラグビー、年末年始の特番もいいですが、株式投資の名著や良書を読んでみてはいかがでしょうか。今回は6冊に絞って紹介します。いずれも、再版を重ねて歴史や批判に耐えてきて多くの人に読み継がれた名著や日本人にとって読みやすい良書です。

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敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)

 米国の投資顧問会社や投資銀行などで辣腕をふるったエリス氏による名著です。インデックス投資や長期投資の優位性を豊富なデータや経験を基に記してます。資産運用は優秀なファンドマネジャーを擁する機関投資家が市場を支配するようになり、優秀な投資家が市場に勝てる「勝者のゲーム」からミスをしたものが負ける「敗者のゲーム」になったとしています。長期で市場を上回るアクティブファンドが極めて限られていると紹介しています。市場タイミングを図る難しさも指摘しており、1980年から2008年の28年間で最も上昇したベスト10日を逃すとリターン平均が年11.1%から年8.6%に22%低下してしまうと紹介し、「投資家は稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」と強調しています。低コストのインデックスファンドへの投資を勧めています。

ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール著)

 米国の経済博士が記した世界的名著です。株式市場の動きに特定のパターンが存在するという主張は統計上の幻想に過ぎないと指摘しています。ランダムなコイン投げの結果として描かれたチャートは通常の株価チャートと似ており、株価の動きは「ランダム・ウォーク」としています。テクニカル分析は売買の根拠となり得ず、バイ&ホールドに劣ると主張しています。17世紀のチューリップ・バブル、17~18世紀の南海バブル、1920年代の世界恐慌前の米国バブル、1980年代の日本のバブル、1990年代後半から2000年のITバブルなどを紹介して市場の熱気、狂気に警鐘を鳴らしています。元手を蓄えて運用目的を明確にした上で、ライフサイクルに合わせて株式、債券、現金などに分散、長期投資すべきと強調しています。毎月積み立てなどの「ドル・コスト平均法」も勧めています。

インデックス投資は勝者のゲーム(ジョン・ボーグル著)

 世界初のインデックスファンド運用会社バンガード社(米国)の創業者が記した名著です。株式投資の成功には「市場全体のポートフォリオを有するファンドを取得し、永遠に持ち続けることである」と強調します。米国株や全世界株のインデックスファンドは長期的には素晴らしい生産性を発揮すると述べています。企業の成長性、生産性、イノベーションなどにより資本主義は富を生み出すため、長期的な株式投資は「勝者のゲーム」としています。加えて他の投資家に打ち勝とうとした投資(引用者注:短期売買や信用取引、空売りなど)では、金融業界の元締めが常に勝利し、集団としてみた場合の投資家は負けるとしています。投資にかかるコストを差し引いたあとでは、市場に勝とうとすることは敗者のゲームなのであると述べています。コストの低いインデックスファンドを勧めており、「枯れ草の中で針を探すな。枯れ草を買え」(引用者注:枯れ草の中で針を探す行為は市場を上回るアクティブファンドを探して買うこと、枯れ草は株式市場全体でありコストの低いインデックスファンドを通じて保有できる)と訴えています。

三大名著の理解の助けになる良書

 筆者が考える三大名著を取り上げました。「インデックス投資は勝者のゲーム」は比較的読みやすいですが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」は正直初心者には難易度が相当高いと思います(必読の名著には何ら変わりありません)。以下ではこれらの名著の理解を助ける良書を紹介します。

  • 「投資の大原則」(バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著)

 マルキール氏とエリス氏の共著です。「ウォール街のランダム・ウォーカー」はもちろん、「敗者のゲーム」より初心者向けで読みやすい内容になっています。低コストのインデックスファンドへの長期投資、株式や債券への分散投資、積み立て投資について、具体的に分かりやすく記しています。

  • 「チャールズ・エリスのインデックス投資入門」(チャールズ・エリス著)

 エリス氏自身がアクティブファンドからインデックスファンドに投資手法が変わる経緯が記されています。インデックスファンドの優位性を豊富なデータで紹介しています。インデックスファンドの仕組みや始め方も記されています。

  • 「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)

 三大名著の最難関「ウォール街のランダム・ウォーカー」の導入本として最適な一冊です。筆者もこの本で理解の助けとしました。日本人向けにアレンジした分散投資の手法も記されています。特に債券投資の手法が参考になると思います。水瀬氏は日本人のインデックス長期投資のパイオニアです。15年以上実践されてきた苦労や悩みも記されており、追体験できます。かつての日本のインデックスファンドが信じられないくらい信託報酬が高かったことが分かります。漫画の部分もあり、初心者向けの分かりやすい一冊です。

年末年始に読書はいかが 

 このブログに来ていただき、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ここで取り上げた本以外にも株式投資の名著、良書はたくさんあります。今後も機会を見て取り上げたいと思います。出かけられない年末年始に読んでみてはいかがでしょうか。読書の年末年始も悪くないと個人的には思っています。

 

 

 

 

 

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