こんにちは、でんです。米国株や日本株は決算発表の季節です。TwitterなどのSNS上で「アップルの決算が良かった」「〇〇は上場以来初の赤字」などの言葉にあふれかえっています。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)で米国株や全世界株のインデックス型投資信託に積み立て投資しかしていない人は「自分は大丈夫なのか」と不安になっている人もいるかもしれません。はい、まったく大丈夫です。むしろ個別株を買っている人たちよりも最適解に極めて近い行動を取っています。SNSなどの言葉に惑わされず、自信を持って続けてください。
最適解に近い行動
つみたてNISAは各年の積み立て投資40万円分までが、20年間運用益が非課税になる制度です。iDeCoは所得税や住民税を負担していれば、掛け金が全額所得控除されます。運用終了まで運用益に対する課税が繰り延べられ、払い出す際の課税も優遇されています。広く銘柄を分散したインデックスファンドならば、長期で持てば持つほど有利になります。米国の資産運用会社でらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏の名著「敗者のゲーム」によると、株式は年平均リターン(インフレ考慮済)が+50%~-40%弱とブレ幅が大きいです。しかし、年数を重ねるごとにブレ幅は安定してきます。25年以上運用した際の年平均リターンが+10数%~数%となります。長期になればなるほど、債券や現金よりも有利になります。
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SNSを気にしない
SNSで声が大きいのは現時点で成績の良い短期売買トレーダーや個別株投資家です。昨年ですと米国電気自動車会社テスラや、実態が中国・韓国・米国の新興企業に集中投資するアクティブファンドのソフトバンクグループ、ハイテク企業に集中投資する米国アクティブ型ETFアーク、暗号資産(仮想通貨)ビットコインなど投機性が高く、大きなリターンをたたき出した投資対象に大きく投資をしていた人たちです。正直彼らの目利きはすごいなと思う面もあり、自分では無理だなと感じます。はっきり言えば再現性がありません。一方、つみたてNISAやiDeCoで米国株や全世界株の低コストインデックス型投資信託への長期投資は再現性があります。米国株や全世界株は20年以上の長期になればなるほど年平均リターンが安定し、ほとんどのケースで報われてきました。一度積み立て設定したら基本ほったらかしで、銘柄分析や決算確認などの手間もかかりませんので再現性もあります。筆者も実践しています。ともに自信を持って続けていきましょう。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。米国株や全世界株のインデックス投資を可能な限り長く続けていきたいです。
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