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1ドル150円でも方針不変

世界地図 株式投資の心構え
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 こんにちは、20日の外国為替市場で円は対米ドルで下落し一時1ドル150円台前半をつけました。150円台は1990年8月以来32年ぶりです。国内のあらゆる新聞社や通信社、テレビが速報を出しました。各新聞や通信社の報道によると、日米金利差の拡大で円売りドル買いに拍車がかからなくなっているとしています。心理的な目安の150円を超えたことで、新聞やテレビのニュースは「円安」「1ドル150円台」であふれかえっています。確かに円安は輸入価格上昇による物価高につながります。急激な為替変動は円安でも円高でも企業取引や生活に決して望ましくありません。しかし、自分の力でどうにもならないことに嘆くのではなく、今できることを淡々と続けていくだけです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたて)NISA対象で低コストの全世界株インデックス型投資信託と、個人向け国債変動10年などにリスク耐性に合わせて分散投資をしていく方針に何ら変更はありません。

外貨預金や外貨建て貯蓄型保険といった円安を利用した「円安ビジネス」には注意してください。少し前の当ブログ記事で警鐘を鳴らしています。

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外国株式は円高でも長期では資産増

円下落、一時1ドル150円台 32年ぶり円安水準 - 日本経済新聞
20日の外国為替市場で円は対ドルで下落し、一時1ドル=150円台前半を付けた。150円台は1990年8月以来、32年ぶりとなる。日米金利差が広がるなか、低金利の円を売って高金利のドルを買う動きに歯止めが掛からなくなっている。止まらない円安に...

 日経電子版に日経編集委員の田村正之氏の「視点」が掲載されていました。田村氏の視点によると、物価を調整した総合的な為替を示す実質為替レートで米ドルは1980年台以来の高値圏にあるといいます。当面はドル高が続く可能性があるものの、米国の利上げが一段落すれば円高ドル安への反転もありえるとしています。今、人気を集めている外貨預金や外国債券は円高に強くないと指摘しています。一方、外国株式は企業の利益の上昇力が円高進行ペースを上回り、長期的には円高が進行する時代でも資産を増やせてきたとしています。短期では乱高下するものの投資期間が長く持てるならば外国株投資信託が選択肢だと強調しています。加えて米国株投資信託は米ドル集中になる一方、全世界株の投資信託ならば通貨の面でも分散が可能と指摘しています。筆者も全くもって同意します。円安だからと必要以上に外国株式に突っ込んだり、一度全額売却して円高に反転してから再度投資を再開しようと考えたりするなど極端な投資行動に出るのではなく、淡々と投資方針と資産配分を守って全世界株インデックス型投資信託などの毎月積み立て(一括)投資を続けることが大切だと感じています。多くのインデックス投資家にとってためになる話だと思いますので、当ブログでも紹介します。

楽天証券は、つみたてNISA対象で低コストの全世界株などのインデックス型投資信託を多数揃えています。つみたてNISAを開設するのに最も適した証券口座の一つです。スマホ版もパソコン版も非常に見やすい画面です。

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