こんには、でんです。4月26日の日経電子版に「投信保有期間 じわり長期化、つみたてNISAは短期化」のタイトルの記事が掲載されました。仮につみたてNISAを短期売買の手段として活用していたのならば、非常にもったいないです。というか最も不向きな活用法です。
つみたてNISAで投信保有短期化
税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門 [ 竹川 美奈子 ]
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感想(8件)
上記は該当の記事です。投資信託の専門家で良心的な株式投資の著書を何冊も書かれ、日ごろから発信されています竹川美奈子氏の記事です。ぜひリンクから読んでほしいです。竹川氏の記事によると、2020年末時点で全投資信託平均の保有期間は2.5年となり、5年前に比べ0.5年延びました。特に確定拠出年金専用投資信託の平均保有期間は10年前の3年から4.4年にまでなっています。一方で積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)で購入できる投資信託全体の平均保有期間は短縮傾向にあり、2020年末時点で2.1年と全投資信託の平均保有期間よりも短くなっています。主な要因として①日経平均連動型の投資信託は逆張りの短期売買に活用されやすい②つみたてNISA制度開始から3年余りしか経過していないーなどを挙げています。例えば、2018年に設定され、つみたてNISA対象の海外株インデックス型投資信託で残高を大きく伸ばしているeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)の平均保有期間は0.8年にとどまっています。※SlimS&P500は低コストかつ優秀な株価指数に連動しており、長期投資で有利な投資信託の一つです。当ブログでもトップクラスにお勧めの商品です。
20年以上の長期で持ってこそ
株式は20年以上の長期で持ってこそ、年平均リターンがプラスの域で安定しやすくなります。米国の資産運用会社などでらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏の名著「敗者のゲーム」によると、株式は長期になればなるほど、債券やキャッシュよりもリターンが有利になります。25年以上保有すると年平均リターンが+数%~十数%となります。つみたてNISAは年40万円を上限に、各購入年から20年間の運用益(配当金含む)が非課税になる制度です。課税口座では運用益に対して20%余りの税金が課せられます。つみたてNISAは分かりやすいぐらい長期投資を後押しする制度です。しかも、一度売却してしまうと売却した分の非課税枠は二度と復活しません。短期売買は過去の専門家の検証結果上だけでなく、税制上も不利になります。確かに生活に必要ならば、つみたてNISAで運用する投資信託を売却するのは仕方ないですが(そうならないように生活防衛資金を十分に確保すべきという話は置いておきます)、安易に利益確定や損切りするのは理論上も制度上も極めて不利に働くと言わざるを得ません。
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感想(15件)
今週は2,500円購入しました
先週の広島カープは2勝2敗1菅野1分でした。よって2,500円分を26日に注文ました。2連敗+1菅野(1分含む)になった時は1,500円投資出来ればいいかぐらいに弱気になりましたが、土日に薄氷を踏むような試合の連続で連勝し、好調読売に勝ち越すことができました。今週は3,000円を投資できればうれしいです。後半はきついカードなので、前半にどれだけ稼げるかがカギになりそうです。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。つみたてNISAを活用し、可能な限り長期で運用を続けたいです。
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