S&P Dow Jones Indicesが9月14日に公表したニュージーランド版SPIVAが興味深いです。2026年前半、グローバル株アクティブファンドの平均リターンは8.9%でした。一方、比較対象のS&P World Indexは10.6%上昇し、63%のアクティブファンドが指数を下回りました。さらに厳しいのが長期成績です。同調査では、グローバル株アクティブファンドは10年、15年の両期間で100%がベンチマークを下回りました。為替ヘッジ型でも10年では95%、15年では100%が指数を下回っています。もちろん、これはニュージーランドで販売されるファンドの結果です。日本のアクティブ投信や世界中の運用会社に、そのまま当てはめるべきではありません。全部のアクティブファンドが必ず負ける、という話でもないです。
事前に見つけるのは困難

ただ、「優秀な運用会社を選べば指数に勝てる」と言うのは簡単でも、その優秀な運用会社を事前に見つけ、10年、15年と勝ち続けるファンドを保有し続けるのはかなり難しいということは、よく分かるデータだと思います。個人的には、資産形成の中心は「長期分散低コスト」に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドで十分だと考えています。インデックスが完璧だからではありません。市場平均を取ることは比較的簡単でも、市場平均を継続して上回る運用を事前に選ぶことが難しいからです。

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