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米国ETF投資家も、少しずつ世界分散へ

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 米資産運用大手State Streetによると、8月の米国上場ETFへの資金流入は1,800億ドルでした。このうち米国株ETFには745億ドルが流入しています。依然として米国株が中心なのは間違いありません。ただし、年初来で見ると、米国株ETFは株式ETF全体の資産残高の79%を占める一方、新規資金流入に占める割合は65%にとどまっています。つまり、すでに持っている資産は米国株へかなり集中しているものの、新しく入ってくるお金は、それほど米国一辺倒ではないということです。米国を除く先進国株ETFには8月だけで134.7億ドル、年初来では1,296億ドルが流入し、すでに2025年通年の記録を更新しました。新興国ETFへの年初来流入額も506億ドルで過去最高です。

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世界全体に広く

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 もちろん、「米国人が米国株を見限った」という話ではありません。巨大な米国株残高を維持しながら、追加資金では海外株にも配分し、地域分散を少しずつ強めていると見る方が自然です。日本ではオルカンへの資金流入が強まり、米国でも新規資金の一部が米国外へ向かっています。個人的には、この流れは興味深いです。どの国が次に勝つかを当てにいくより、最初から世界全体へ広く投資する。「長期分散低コスト」という考え方が、日本だけでなく米国でも少しずつ意識されているように見えます。

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