少額投資非課税制度（NISA）で2024年１年間の売却額は2兆3,440億円（速報値）で、92%が成長投資枠で占められました。つみたて投資枠の売却額は8%でした。金融庁が利用状況を公表し、19日付朝日新聞が報じました。個別株式での利用者が多い成長投資枠はともかく、つみたて投資枠の利用者の間では長期的視点での投資が定着しつつあるという結果が出たと思います。
NISAの主旨が定着か
新ＮＩＳＡ元年、売却額２．３兆円 「成長投資」９２％、「つみたて」は８％：朝日新聞
金融庁は１７日、昨年末時点での新ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）の利用状況（確報値）を発表した。初めて明らかになった「新ＮＩＳＡ元年」の年間通しての売却額は全体で約２兆３４４０億円。うち９２％を株式を…
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詳しい記事の内容は該当日付の朝刊を読むか、上のリンクをご覧ください。報道によると、成長投資枠の１年間の売却額は約２兆1,628億円でした。上場株式が１兆5,591億円と７割以上を占めました。ちなみに、つみたて投資枠の売却額は1,812億円でした。記事で専門家は昨年８月の株価急落時でも投資信託を解約した人は限られていたと指摘しています。記事でもある通り、NISAなどでリスク資産を運用する基本である「長期、分散、低コスト、つみたて」が定着してきていると思います。もちろん、生きていく上でまとまったお金が必要になった時は、市場の状況に一才関係なく迷わず速やかに売って何も問題ありません。人生でこれ以上にない最高の売却タイミングです。売るのを惜しむ必要はないです。
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