こんにちは、「長期分散低コスト」を基本に、リスク許容度の範囲内で時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドにリスク許容度の範囲内で投資をしている場合、タイミングや下落への恐怖、利確を図ろうと売却をするのは強い疑問というかもったいないです。特に少額投資非課税制度(NISA)口座での売却は最悪です。全世界株式は444カ月のうち上昇率が高かった上位20月間(全体のたった5%弱)投資を中断しただけで運用成績が25倍から3.5倍に急減したというデータも専門家から示されており、タイミングを図る投資が困難で市場に長く居続けるかがとても重要であることが分かります。しかし、生きていくうえで緊急かつまとまった資金が必要になった時は例外です。
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誰が何と言おうと最高の売り時
博打の種銭とかしょうもない理由でない限り、人生でまとまったお金が緊急で必要になったときは、誰が何と言おうと確実に最高の売り時です。必要な分を迷わず資産配分を守った形で取り崩して一切問題ないです。もったいないとか考えるのは、はっきり言って馬鹿らしいです。運用はいつでもできますが、そのお金は確実に今必要で何事にも変えられないです。自信を持って売ればいいですし、私から心から「ナイストレード」の言葉を送ります。売る順番は、同じ全世界株式インデックスファンドに投資している前提で大まかに言えば①課税口座②2024年以降のNISA口座③2023年以前のつみたてNISAーでしょうか。2023年以前の一般NISA分は残り運用期間や運用成績などによって一概には言いにくいですが、運用できる期間が短い点を加味すれば、①と②の間か②と③の間かなあと思います。個人型確定拠出年金(iDeCo)はそもそも60歳まで原則売れませんが、60歳を超えているならば①と②の間かなあと感じます。2024年以降のNISAは基本的には成長投資枠から売ればいいと思います。つみたて投資枠だけで生涯投資枠1,800万円を埋めることは可能ですが、成長投資枠だけでは3分の2の1,200万円までしか埋めることができません。一部の金融系インフルエンサーがうたっている老後につみたて投資枠分を売却し、成長投資枠や課税口座で上場投資信託(ETF)や高配当株式を購入して自分年金づくり(笑)なんて言っている珍説がいかに不合理極まりなく「(自主規制)げている」話であるかは言うまでもありません。2024年冒頭に成長投資枠を一括で埋めた場合など、つみたて投資枠より成長投資枠が大きく利益が出ているケースは話は変わってきます。いずれにせよ、個々人の運用成績や運用対象によって異なりますので、あくまで目安の話です。なお、手数料の高い投資信託やアクティブファンドは先に売るのが基本だと思います。
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