こんにちは、東証株価指数（TOPIX）や日経平均は連日、バブル後最高値を更新し続けています。16日の終値で日経平均は10連続上昇となりました。17日付日経朝刊によると、歴代４位の記録だそうです。ここ10年強のTOPIXや日経平均の上昇率は主要先進国の中でも有数の伸び率で、起点によってはS&P500指数をも上回ります。しかし、だからといってTOPIXや日経平均に連動するファンドに集中投資するのは考え物です。なんだかんだ言って、世界に占める日本の時価総額の割合は数％程度です。世界の時価総額数％程度の資産クラスに集中的に投資をするのはバランスが極めて悪いです。あくまでも世界中の株式を時価総額通りに保有できるインデックスファンドに投資をするのが基本だと思います。
リスク許容度を再確認
今年に入ってから日本株の上昇率は特に大きいですが、S&P500指数や全世界株価指数も相応に上昇しています。円換算で見れば円安ドル高のため、全世界株のインデックスファンドなどに投資している人はリスク資産が過去最高値圏にいる人は多いと思います。株高にうれしくなり、浮かれやすくなりやすい今こそ、リスク許容度を再確認したいです。想定した資産配分から大きく逸脱していないか、リスクを取り過ぎていないかを冷静に判断し、必要があればリバランスも実行した方がいいと思います。正直言って別に少しぐらい「バスに乗り遅れ」ても、構わないと思います。リスク許容度の範囲内で、資産配分とペースを守った投資を続けていくことの方がよほど大切です。
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