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トヨタ、残り1分で謎の5%弱急落でも…

時事問題
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 こんにちは、23日の東証で日本企業最大の時価総額を誇るトヨタ自動車(7203)の株価が大引け直前の残り1分で4.8%程度急落しました。さらに言えば、1秒未満に3.8%程度下落しています。午後3時ちょうどの出来高が1,447万株にのぼり、取引期間中の3割以上が集中しています。国内外の各新聞社、通信社が報じました。各社の報道によると、急落するような情報や理由は一切見当たらず、大口取引の誤発注の可能性などが指摘されているもののよく理由が分からないと報じています。トヨタはeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)など全世界株インデックスファンドで、日本株の中では一番多く組み入れられている銘柄です。なお、組み入れ比率は0.2%程度です。ほんのわずかではありますが、24日夜発表の基準価額にこの急落の影響が出るとみられます。なお、23日の東証大引け後の時間外取引(PTS)や米国預託証券(ADR)取引では、23日東証終値比で4.2%程度戻しています。

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航路を守れ

トヨタ株が大引けで急落、終値5%安 市場解釈定まらず - 日本経済新聞
23日の東京株式市場でトヨタ自動車の株価が大引けで急落した。午後は前日終値近辺での値動きで推移していたが、大引け時点で大量売りが出た。前日比93円(5%)安の1857円で取引を終えた。大引け時点の売買高は1447万株に上り、日中の3割以上が...
トヨタ株が取引終了時に急落、1年ぶり下落率-1.5兆円吹き飛ぶ
トヨタ自動車株が午後の取引終了時に急落し、前日比4.8%安の1857円と終値ベースで2022年5月7日以来およそ1年ぶりの下落率で取引を終了した。

 報道によると、アナリストの分析でも、トヨタ急落は誤発注なのか、巨額の売り注文を慌てて処理した結果なのか、株価下落の第一章なのか、何らかの内部情報を得ての大口売りなのか(この場合は言うまでもなく金融商品取引法違反<内部者取引>罪に問われる犯罪です)は分かりません。24日午前5時現在、株価急落につながるようなニュースや情報は出ていないのに加え、反対に誤発注の報道もありません。トヨタの時価総額は23日大引け時点で30兆2,969億円と1日で約1兆5,000億円吹き飛びました。3.5%程度を占める東証株価指数(TOPIX)を3.57ポイント押し下げました。しかし、起きたことはどうにもなりません。いずれ理由が判明するか、謎のまま終わるかは分かりませんが、自分のリスク耐性に合わせた資産配分を守り、全世界株インデックスファンドと個人向け国債変動10年(変動10)に分散投資を続けていくことが大切だと思います。さらに言えば、今回は極めて特殊な謎ばかりの事例とはいえ、個別株投資にはどんな大型株、優良株でも個別固有のリスク(非市場リスク)があるということが可視化された一例だと思います。

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