こんにちは、６月末時点の積み立て型少額投資非課税制度（つみたてNISA）の口座数は前四半期末比8.8％増の約639万口座、2018年のつみたてNISA制度開始以降の累計買い付け額は前四半期比16.7％増の約２兆1,055億円でした。金融庁が「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」を公表し、モーニングスターが報じました。累計買い付け額は２桁成長が続いています。
20代が人気の中心
金融庁やモーニングスターにょると、つみたてNISAは全世代で前四半期比増となっています。特に20代、30代を中心に人気を集めています。20代の口座数は前四半期比11.2％増、累計買い付け額で前四半期比20.0％と伸びています。また、30代の累計買い付け額は前四半期比17.5％増となっています。一方、前年同期比では、つみたてNISAの口座数は52.9%増、累計買い付け額は110.9%増です。これに対し、一般NISAの口座数は14.0%減、累計買い付け額は14.4%増でした。一般NISAよりもつみたてNISAの方が口座開設数、累計買い付け金額が伸びています。長期の資産形成には一般NISAよりも非課税期間が長いつみたてNISAの方が有効です。筆者はつみたてNISA一択とさえ思っています。なお、金融庁は2024年からつみたてNISAを基本として一本化した上で、NISA制度と非課税保有期間の恒久化、年間投資可能金額と累計投資可能金額の引き上げを求めています。
金融庁のNISA拡充案を扱った当ブログの該当記事です。
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