交流サイト(SNS)で「分配金をファンド内で再投資するインデックスファンドは精神的に売れない」と謎の主張をされる方がたまにいます。その後に続くのは「だから自分年金にできる高配当株式がいい」「優待株式を得て心を豊かにした方がいい」「毎月分配型投資信託がいいい」という類の「ご意見(笑)」です。インデックスファンドを売れないという意見の意味も、気持ちも全く理解できません。「なんのために運用しているの」「売ったらなにか罰ゲームでもあるの」ってツッコミをいれたくなります。
お金が必要なら売ればいい

そもそも、リスク資産の運用は受け入れられるリスクの範囲内で運用し、リスク資産と無リスク資産の配分を守るのが基本です。リスク資産は「長期分散低コスト」の原則を満たす時価総額加重平均型の低コスト全世界株式インデックスファンドがおおむねいいと思います。例えば、リスク資産が大きく成長して、当初想定した資産配分とずれが生じたときには、近い配分に戻すために時折全世界株式インデックスファンドを売却する必要が出てくるかもしれません。それとは別に、まとまったお金が必要になった時は全世界株式インデックスファンドを売却してお金を準備する局面が出てくるかもしれません。自分にとってお金が必要なんだから、淡々と実行するだけの話です。全世界株式インデックスファンドは突き詰めて言えば、必要なときに使うためにです。残高を積み上げることだけに夢中になるのは目的が入れ違ってしまっていると感じてなりません。

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