こんにちは、トランプ関税とトランプ米大統領の言動によって株式市場や為替市場の値動きが激しくなっている時もあります。確定拠出年金(DC)に精通したフィナンシャル・ウィズダム代表の山崎俊輔氏が「『株価は戻る」』成功体験のために。株価下落そのものは、NISA長期投資家の失敗じゃない!」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に掲載しました。経験や慣れが必要な部分があるにせよ、自分の運用期間が長いならば市場の回復を十分に待てるはずだとしています。値下がりにパニックになっている人に対し「投資を止めるな」と訴えています。大筋で同意します。「株価急落時の心の持ち方」の一つとなりえ、処方箋(しょほうせん)になるのではないかと思います。
楽天証券広告
リスク許容度の範囲内で

詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。山崎氏は投資を始めたばかりの時は何度も価格チェックをしていたと述懐しています(私もそうでした)。その上で株価が何度も戻る経験をし、「経済は短期的には上下動するものの、長期的には右肩上がりする」いう理屈を腹落ちさせていくことが大切だと訴えています。長期間運用するならば、短期的な下落局面で慌てて狼狽(ろうばい)売りしないことが、負担を軽くした投資のこつだといいます。個人的な体感で長期間運用は最低でも10年以上、できれば20年以上かなと思います。記事にある通り、高値から半値ほどにまで暴落したリーマン・ショックでも5年もせずに株価は回復しています。一時的な株価下落に余裕を持てるようにするならば2000年代のような株式市場が総じて低調な時期もありますので、10年以上は見た方がいいかなと思います。あと、投資を続けていく上で何よりも大切なのはリスク許容度の範囲内で投資し、リスク資産と無リスク資産の配分を守っていくことです。リスクの取りすぎ、反対に極端なリスクの取らなすぎは投資をやめてしまう原因になりかねないでしょう。リスク資産は「長期分散低コスト」の原則を満たす時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年を想定しています。
コメント