こんにちは、長期分散低コストの原則に合致した超低コストインデックスファンドeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の純資産総額が17日、5兆円を突破しました。運用会社の三菱UFJアセットマネジメント(三菱AM)の公式ホームページよると、17日現在の純資産総額は5兆146億9,900万円です。オルカンの純資産総額5兆円突破を報じた日経電子版の記事によると、上場投資信託(ETF)を除く国内追加型株式投資信託で純資産総額が5兆円を超えたのはオルカンで3本目となります。少額投資非課税制度(NISA)の制度拡充を機に個人マネーの流入が加速したとみています。こうした「長期分散低コスト」に最も忠実な株式投資信託の純資産総額が5兆円突破という節目をクリアしたのは、とてもめでたいことだと思います。おめでとうございます。
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グロソブ、スリムS&P500以来
![](https://emaxis.am.mufg.jp/assets/img/common/ogp.png)
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5768012017122024000000-5.jpg?crop=focalpoint&fit=crop&h=630&upscale=false&w=1200&s=738fdeb08fe37d498fb50a8c780479d8)
運用会社の三菱AMの該当ページや日経電子版の該当記事のページのリンクを上に掲載します。純資産総額の推移や詳しい記事の内容はこれらのリンクをご参照ください。日経電子版は有料会員限定記事ですが、楽天証券に証券口座を開設して取引アプリ「iSPEED」をダウンロードすれば「日経テレコン」から一定期間読めます。日経電子版によると、純資産総額5兆円超えは先進国の国債や政府機関債、国際機関債に投資するアクティブファンドのグローバル・ソブリン・オープン毎月決算型(グロソブ)、超低コストで米国を代表する500社に時価総額通りに投資するeMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)以来です。いずれも運用会社は三菱AMです。グロソブの純資産総額はピークから大きく減らしましたが、スリムS&P500は現在、国内投資信託で純資産総額トップを走っており、17日現在の純資産総額は6兆3,875億7,900万円となっています。日経電子版によると、オルカンの2023年末の純資産総額は1兆8,000億円程度で、ほぼ1年で3倍近くにまで純資産総額を伸ばしています。オルカンは日本の投資信託界にとって宝であり、世界で誇れる投資信託です。オルカンは世界47カ国・地域の株式約2,600銘柄を時価総額通りに保有し、全世界株価指数MSCI ACWIに連動することを目指しています。運用管理費(信託報酬)は年0.05775%以内で、購入時手数料や信託財産留保額はかかりません。企業から出される配当金を分配金として出さずにファンド内で再投資しているため、国内配当課税を繰り延べて効率的な複利運用を実現しています。NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の対象です。一部運営管理機関ではiDeCoでも取り扱いがあります。
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