スポンサーリンク

全世界株式実質コスト、頂上決戦

株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、「長期、分散、低コスト」の条件を満たす時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドは、少額投資非課税制度(NISA)のつみたて投資枠、成長投資枠で人気を集めています。全世界株式で代表的な指数のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動する投資信託の総経費率(実質コスト)ランキング9月末版が日経電子版で公開されました。日経電子版によると、1位は、はじめてのNISA・全世界株式インデックス(はじカン、のむカン、野村オルカン)で総経費率年0.07%、2位は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン、楽天オルカン)で、総経費率年0.10%、3位はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)で、総経費率年0.11%でした。

人気の全世界投資信託、「総経費率」が低いのは? 投信ランキング - 日本経済新聞
新NISA(少額投資非課税制度)向けの投資信託で、人気の高いタイプのひとつが全世界株のインデックス型(指数連動型)。代表的な指数の「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」に連動するインデックス型について、総合的なコ...
スポンサーリンク

はっきり言って誤差

 詳しい記事の内容は上のリンクをご覧ください。はじカン、らくカンがオルカンを総経費率で低コストとなったのは凄いと思います。拍手。しかし、オルカンは信託報酬が年0.1144%や年0.1133%の時代が数カ月含まれている成績である点を考えると、単純比較は決してできないと思います。年0.1%以内のコスト差は、はっきり言えば極めて顕微鏡で見るレベルの誤差だと思います。確かに総経費率が安い方がありがたいですが、神経質になる必要は全くありません。気にしている時間がもったいないレベルで、運用成績に与える影響は極めて小さいです。このレベルの超細かい総経費率差になると、運用の巧拙(指数との誤差<トラッキングエラー>の度合い)や投資信託の乗り換え売却時に発生する含み益への税金などの影響の方がはるかに大きいです。別の角度で言えば、トップクラスの全世界株式インデックスファンドは総経費率や信託報酬差が誤差程度の違いしか出ないレベルの頂上決戦をしているといえます。各運用会社、信託銀行、販売会社、良識ある経済評論家、先輩投信ブロガーの皆様に感謝しかありません。

楽天証券広告

SBI証券広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました