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日経平均、12.4%安

時事問題
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 こんにちは、5日の東証で日経平均の下げ幅が終値ベースで前営業比4,451円28銭安となりました。下落率は12.4%でした。月初からの3営業日で計7,634円(19.5%)と急激な下落となっています。下げ幅は1987年10月の「ブラックマンデー」を上回り、史上最大となりました。下落率は14.9%だったブラックマンデーに次ぐ史上2番目です。国内の新聞社が1面トップで報じました。報道によると、米景気が悪化する懸念から円高ドル安が進行するたびに日本株が下落する状況が続いています。売りが売りを呼ぶパニック売りの様相もあったと指摘されています。経済政策や企業業績を反映した値動きではないという専門家の見立てもあります。鈴木俊一財務相は投資家に対し「冷静に判断してほしい」と呼び掛けています。少額投資非課税制度(NISA)を利用した投資家も念頭に「相場の下落が進んでも、長期、積み立て、分散投資の重要性を考慮してほしい」と訴えています。まさに、NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)、課税口座を活用し、インデックス投資をしている投資家はリスク許容度の範囲内で投資をしている限り、うろたえたり、不安になったりする必要はないと思います。

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「長期、分散、低コスト」の基本を忘れない

 NISAを通じ投資信託や株式に投資を始めたばかりの人は、もしかすると不安になっているかもしれません。早く売って楽になりたいと思っているかもしれません。しかし、広く分散された時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドだとしても、リスク資産である以上は相応にリスクがあります。1日単位で10%を超える下落は確かに珍しいかもしれませんが、まああり得る話で織り込んでいなければなりません。リスクがあるからこそ、株式はリスクが小さい債券などの他の資産よりもリターンが期待できます。運用していくうえで、リスクはある意味友達です。今回はマイナスに出ただけの話です。時価総額加重平均型の全世界株価指数は運が悪ければ1年で半値になるかもしれませんが、運が良ければ1.5倍になるかもしれません。細かい上昇や下落、大きな上昇や下落を繰り返しながら、運用期間が長期になればなるほど年数%のリターンが見込めます。高値から半値以下になったリーマン・ショック、90%近くの資産が吹き飛んだ世界恐慌、1月程度で3割超の資産が消えた新型コロナショックといった暴落、二度の世界大戦、核戦争危機を乗り越え世界経済は成長し、全世界株式は高値を更新し続けてきました。株価変動に左右されず、持ち続けてきた人が長期的に大きな資産に成長させてきました。「長期、分散、低コスト」の基本を頭に叩き込んで、リスク許容度の範囲内で時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに投資を続け、個人向け国債変動10年などの無リスク資産との配分を守り続けて運用をしていきたいと思います。投資を始めたばかりで急激な株価変動を経験できるのは、考えようによっては幸運です。乗り越えると投資家としての経験値が上がると思います。

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