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オルカン実質コスト、年0.131%

オルカン実質コスト 株式投資の心構え
交付運用報告書で公開されたオルカンの実質コスト(募集手数料、売買委託手数料、有価証券取引税を含む)
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 こんにちは、「長期、分散、低コスト」の原理原則に最も忠実な時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドのeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の2023年4月26日から2024年4月25日までの1年間の総経費率(実質コスト)は年0.131%(売買委託手数料や有価証券取引税などを含む)でした。運用会社の三菱UFJアセットマネジメント(三菱AM)が公開した交付運用報告書で明らかになりました。売買委託手数料や有価証券取引税を除く総経費率は年0.11%です。2023年には5月と9月に2回運用管理費(信託報酬)の引き下げがあり、当初の年0.1144%から年0.1133%を経て年0.05775%にまでコストが下がっています。次期の実質コストはさらに小さくなると推察されます。

https://www.am.mufg.jp/pdf/kouunyou/253425/253425_20240425_k.pdf?_fsi=ff3XpZS5&_gl=1smo8d1_gcl_auMTAwNTgzNzkxLjE3MTI4NDUyMTM._gaMTA3MTg5MDI0OC4xNzEyODQ1MjEz_ga_3ZNV996Y9H*MTcyMDM2NDEzNS4xMi4xLjE3MjAzNjQyMTEuNjAuMC4w&_fsi=ff3XpZS5
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対象指数に沿った運用

オルカン実質コスト
交付運用報告書で公開されたオルカンの実質コスト(募集手数料、売買委託手数料、有価証券取引税を含む)
オルカン実質コスト
交付運用報告書で公開されたオルカンの実質コスト(募集手数料、売買委託手数料、有価証券取引税を除く)

 オルカンの決算頻度は年1回のため、運用報告書は決算後に1回公開されます。運用報告書によると、1年間で36.7%の上昇でした。世界的な株高と円安ドル高で円換算の資産が上昇したためとされています。ベンチマーク(連動株価指数)は36.9%上昇しており、0.2%下回ったものの大筋でベンチマークに沿った運用をしています。設定以来、分配金を払い出さずに株式からの配当金などをファンド内で再投資しており、国内配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用を実施しています。ベンチマークは配当込み(配当が再投資されたとして計算する)MSCI ACWIです。信託報酬年0.05775%は一般的に最も手数料が安い傾向にある本場米国のMSCI ACWIに連動する上場投資信託(ETF)よりも安いです。本当に恵まれていると思います。運用会社、販売会社、信託銀行、インデックス投資の先輩方に感謝しかありません。

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