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REITに投資し分散!?

オルカン資産配分 株式投資の心構え
オルカン資産配分
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 こんにちは、15日付日経電子版に「新NISA成長投資枠で買える『分散が効くREIT型投信』」という記事がアップされました。全世界株式インデックスファンドなどで運用額が一定程度超えたら、海外株式以外に分散してリスクを低減するために国内不動産投資信託(REIT)を分散投資先として紹介しています。確かに全世界株式と国内REITの相関係数は一般に0.5程度とされており、リスク資産同士の中では比較的低めではあるといえるかもしれません。しかし、全世界株式インデックスファンドには時価総額通りの比率で世界中のREITを組み入れています。当然国内REITも入っています。さらに、インカムにばかり目が行くのにも注意が必要だと思います。

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REITの過剰保有に注意

新NISA成長投資枠で買える「分散が効くREIT型投信」 国内REIT型投信 5年リターンランキング - 日本経済新聞
新しい少額投資非課税制度(NISA)がスタートしてから3カ月が過ぎた。全世界株式指数や米S&P500種株価指数に連動する海外インデックス型投資信託の人気が高い。「つみたて投資枠」を活用した海外インデックス投資は、資産形成に重要な「長期」「積...

 詳しい記事の内容は該当のリンクからご覧ください(無料記事です)。全世界株式インデックスファンドに占めるREITの割合は2%未満(おおむね1.5~1.8%)とされています。これは全世界REITの割合ですので、国内REITで考えれば割合は極めて小さくなります。全世界株式インデックスファンドに国内にせよ、先進国にせよ、新興国にせよREITを追加で保有することは、世界の時価総額に対しREITを過剰に保有することになります。さらに、全世界株式とREITの配分確認、資産配分調整の作業が加わります。資産配分調整をすれば、売り買いが発生するので税金や手数料が追加で支払うこととなります。全世界株式インデックスファンド1本で持つより、追加の売買コストを支払う可能性が高まります。とはいえ、別に少しくらいREITを多めに保有したところで、ほとんど問題はないと思いますので、自分が腹落ちしているならば自信を持って運用していいと思います。

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