こんにちは、週刊東洋経済10月21日号で、新少額投資非課税制度(新NISA)を扱った特集記事「新NISA革命」が掲載されました。ファンドアナリストやファイナンシャルプランナー(FP)、経済評論家ら投信に詳しい10人が「今、注目したいファンド」5本を紹介しています。一番支持を集めたのがeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)で6人から支持を集めました。そこまでは予想通りです。9人の専門家は自分なりに5本の投資信託を紹介しているのですが、約1名の方(笑)がオルカンのみを挙げ、他4本分の欄を空欄にしていました。思わず爆笑としてしまったとともに、ド直球かつド正論な意見だと心より賛辞を送りました。
東洋経済オンラインの該当記事
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山元節ここに極まれり
詳しい記事の内容は週刊東洋経済10月21日号をご覧ください。東洋経済オンラインでも概略を読めます。記事によると、山崎元氏はオルカンを選んだ理由として「インデックスの手数料は安いが、いちばん無難。これ1本」と述べています。切れ味鋭く一言で言い切っています。東洋経済側からお薦め投資信託5本の紹介を求められて他の専門家が5本挙げている中、1本だけで紹介を終えて他を空白にしたのは山元節ここに極まれりといったところです。確かに新NISA開始を前に、オルカンと同じ指数に連動する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドで、かつ同水準に信託報酬が安い投資信託が誕生してきています。しかし、1兆円を優に超える純資産総額でかつ安定して規模を大きくしており、指数との乖離(かいり)率(トラッキングエラー)が極めて小さい水準で安定している点でオルカンの優位性は当面揺るがないと私自身も思っています。なお、他の専門家では横田健一氏や井戸美枝氏らが挙げている投資信託は低コストでかつおおむね基本に忠実だと思います。一部の専門家が特定の運用会社の投資信託やアクティブファンドばかり紹介しているのには、色々と思うところがあります(苦笑)
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