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先進国株投信の選択肢(Fund of the Year 2022⑤)

eMAXIS Slim 先進国株式表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022(ファンドオブザイヤー)」でランクインしたトップ20の投資信託や上場投資信託(ETF)を今年も不定期連載で紹介しています。第5回目はeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(スリム先進国)です。激戦区の時価総額加重平均型の先進国株価指数(日本除く)「MSCI コクサイ」に連動し、多くの投資家から支持を集めている一本です。

今年のファンドオブザイヤーを扱った当ブログの該当記事

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米国株が中心

eMAXIS Slim 先進国株式月次レポート
eMAXIS Slim 先進国株式信託報酬

 スリム先進国は日本を除く先進国株式に時価総額通りに投資をしています。連動する株価指数はMSCIコクサイです。1月31日現在の月次レポートによると、米国70%、英国4.6%、フランス3.6%、カナダ3.6%、スイス3.0%と続きます。米国が7割を占め、組み入れ上位10銘柄は全て米国です。アップルやマイクロソフト、アルファベット(グーグル)などが続きます。昨年暴騰したエクソンモービルもトップ10に入っています。売買手数料は無料で運用管理費(信託報酬)が年0.1023%です。設定以来、分配金を出していないため配当課税を繰り延べて再投資する効率的な複利運用ができます。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象銘柄です。純資産総額は24日現在で4,059億円です。設定以来右肩上がりで成長しています。

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運用の中軸になり得る

eMAXIS Slim 先進国株式表紙

 スリム先進国はコスト面でも、純資産総額規模の面でも非常に優秀な投資信託です。当ブログでも運用の中軸の一つとなり得ると考えています。先進国株価指数連動インデックス型投資信託には、長く純資産総額トップに君臨している<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)が君臨しています。確定拠出年金(DC)限定投資信託で人気を集めている商品もあります。スリム先進国はニッセイ先進国などと競い合いながら、低コストインデックス型投資信託を盛り上げていってほしいです。今後も機会を入賞ファンドを取り上げていきます。

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