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2022年、全世界株も散々…

オルカン国別比率 株式投資の心構え
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 こんにちは、2022年は世界的なインフレとインフレ抑制のための急激な金融引き締めのため、世界中の株式の値動きは低調でした。世界中の株式を時価総額通りに組み入れているMSCI ACWI(全世界株価指数)は2021年末に比べて17%下落しました。下落率はリーマン・ショックが直撃した2008年の41%以来の下げ幅でした。日経電子版が30日に報じました。「まあ、こんな年もあるよね」といった感想で、特に驚きは全くありません。極めて正常な値動きの範囲内です。2023年の全世界株が反転上昇するのか、はたまた下落相場が続くのは全く分かりません。市場に左右されず、リスク耐性の範囲内で全世界株と個人向け国債変動10年の資産配分を守った投資を淡々と続けていくことが大切だと思います。

22年の相場、記録ずくめに 株はリーマン以来の下落率 - 日本経済新聞
2022年の市場はインフレ抑制のための急激な金融引き締めで変動が大きく、記録ずくめとなった。世界の株価の動きを示すMSCI全世界株価指数は21年末に比べ17%下落した。下落率はリーマン・ショック時の2008年(41%)以来だ。マネーが米ドル...

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記録的な円安ドル高も記録

オルカン国別比率

 2022年の市場は様々な記録を作りました。全世界株や米国株はリーマン・ショック以来の下落率でした。S&P500指数が下落した日の割合は6割弱で、1974年のオイルショック時と同じ水準でした。株価指数は基本、下落日よりも上昇日の方が多いです。下落率よりもむしろ、年間で下落日の割合が6割程度に達する方が珍しいと思います。外国為替市場はドル買いが広がりました。ドル円は一時151円台後半と32年ぶりの円安水準となりました。ユーロが20年ぶりの安値をつけ、一時1ユーロの価値が1ドルを下回る水準にまで達しました。英ポンドは史上最安値を付けました。MSCI全世界株は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象で低コストの全世界株インデックス型投資信託eMAXIS Slim 全世界株(オルカン)が連動する株価指数です。オルカンの値動きはMSCI全世界株の値動きに加え、為替変動や配当再投資分、指数に連動する運用の巧拙を加味して決まってきます。なお、オルカンはMSCI全世界株が下落した一方で、円安ドル高の影響を受けた結果、昨年末比で5.5%程度の下落で済んでいます。仮に円安ドル高に救われた2022年と違い、円高と株安が同時に来たらオルカンはより一層下落します。だからこそ、下落しても不安に負けずに投資が続けられるようにリスク耐性に合った資産配分にすることが大切なのです。

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