こんにちは、でんです。日銀が27日発表した賃金循環統計で、2021年度末の個人(家計部門)の金融資産は前年度末比2.4%増の2,005兆円と年度末で過去最高を記録しました。半数超を占める預貯金の伸び率が鈍化する一方で、投資信託が10%強を占めました。日経電子版で27日夜、報じられました。依然として現金・預金が1,088兆円で54.3%を占め、米国の1割、欧州の3割を大きく上回っています。とはいえ、長期的視点で積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象の低コスト全世界株、全米株、S&P500、先進国株のインデックス型投資信託への投資が中心ならば、いい傾向だと思います。
物価上昇と円安要因か
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日経電子版では、貯蓄から投資への兆しが出てきた背景として物価上昇と円安進行を挙げています。5月の生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)は前年比2.1%であるのに対し、銀行の普通預金金利はメガバンクなどで年0.001%です。楽天銀行と楽天証券を連携させた場合のプレミアム金利(300万円以下)でも年0.1%です。預貯金では物価上昇には対応しづらくなってます。米国で利上げが繰り返されているのに対し日本では金融緩和が続いており、日米金利差は開く一方です。ドル円レートは年初の115円台から28日午前3時半現在で135円台と円安に振れています。国外株式など外国資産に投資をする投資信託への資金流入額は1~5月で2兆9,000億円超で、日本国内資産に投資をする投資信託への資金流入額の5倍になっています。
基本と資産配分を守った投資を
筆者は資産を預貯金だけにするよりは、生活防衛資金を最低生活費の6カ月分(できれば2年分)以上を確保した上で株式や債券にも投資をした方がいいと思います。株式は時価総額加重平均型の全世界株、全米株、S&P500、先進国株に連動する低コストインデックス型投資信託ならば、どれでもおおむねいいと思います。迷うぐらいならば、株式投資の基本に忠実かつ王道の全世界株を選ぶのがいいでしょう。債券は個人向け国債変動10、低コストの国内債券指数、為替ヘッジ付き全世界債券指数に連動するインデックス型投資信託が候補になります。あえて一つを選ぶならば、個人向け国債変動10でしょうか。毎月積み立て投資にせよ、一括投資にせよ、自分のリスク耐性に合った配分で株式と債券を保有することが大切です。なお、理論上有利なのは多くの場合で一括投資です。ただし、毎月一定の収入がある給与所得者の特性に合っており、多くの人が精神的に続けやすいのは積み立て投資です。何よりも投資を続けることがとても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても重要です。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今回は久しぶりのおまけがあります。
秋山選手、カープ入団合意!
プロ野球広島カープは27日、米大リーグ、パドレス傘下の3Aチームを自由契約になっていた秋山翔吾外野手の獲得を発表しました。複数の新聞社やテレビが報じました。最初の感想がうれしいというより驚きでした。恥ずかししながらフェイクニュースをも疑いました。大リーグ移籍前に所属していた西武のフランチャイズ選手で、90%以上西武復帰、もしかすればソフトバンク獲得かなあという予想でした。日米通算1,500近くの安打を放っており、日本で6度のゴールデングラブ賞獲得している名選手です。確実にチームの戦力にプラスになります。西武ファンの心情を察すに余りありますが、カープ加入を決断した秋山選手に感謝です。あと、交流戦開始から先週までのカープの勝利数に応じてeMAXIS Slim 米国株式を購入していました。先週は5,500円投資できて素晴らしいですが、交流戦3週間と0勝3敗に終わった先々週までの4週間の投資合計額が先週の投資額に満たない5,000円でした(苦笑)。今週は一つの山場になりそうです。厳しい戦いになりそうですが、特に週前半は意地を見せてほしいです。
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