こんにちは、でんです。16日のS&P500は大幅反落し、米東部時間正午現在、前日比3%超下落しています。ダウ平均も節目となる30,000ドルを割り込みました。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に上昇した分を余りあるぐらいに下落しています。報道によると、欧米の利上げ加速による景気の冷え込みへの懸念が広がったとされています。しかし、全世界株などのインデックス型投資信託に毎月積み立て投資をしている場合でも、一括投資をしている場合でも、淡々と投資方針と資産配分を守り、投資を続けつことが大切です。
いずれ誤差レベルに
全世界株、全米株、S&P500、先進国株のインデックス型投資信託は1年単位ではプラス50%超からマイナス40%弱と大きくぶれがありますが、投資期間が長期になればなるほど、年平均リターンがプラス10数%から数%に収束してきます。ただし、年平均リターンがプラス域に収まりやすくなり元本割れの可能性が小さくなるという意味にすぎず、投資資産総額の変動幅が小さくなると意味では決してありません。長期間の投資になればなるほど、年平均リターンのブレ幅が小さくなる一方、投資資産総額のブレ幅は複利効果の影響で大きくなります。さらに、今の株価変動は10年後、20年後になれば誤差レベルになる可能性が大きいです。不安定な投資家心理に巻き込まれて、全世界株などのインデックス型投資信託の投資を止めてしまったり、投げ売りしてしまったりするのは極めて得策ではありません。いつ来るか分からない短期間の急上昇を逃してしまい、買い持ちを続けた場合よりもリターンが大幅に劣後してしてしまう可能性が高くなります。それどころか、株式市場から退場してしまい、二度と戻って来れなかった個人投資家も少なくありません。また、タイミングを図る売買はプロの機関投資家でも困難です。個人投資家ができる代物でないと割り切るのが合理的だと思います。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。ちなみに、現時点では確かに弱気相場ではありますが、全世界株や全米株、S&P500、先進国株はまだまだ騒ぐような暴落ではありません。
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