こんにちは、でんです。上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託の2022年5月末時点の純資産総額は、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックス型の増加が目立ちます。ランキング2位のeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)が前月比で608億円増やし、月末ベースで初の1兆2,000億円を超えました。増加額は上位20本で最大でした。日経電子版が7日、報じました。1位の投資信託との差は5,000億円余りですが、差は小さくなってきておりいずれ逆転して投資信託純資産総額日本一に輝くのが期待されます。
オルカンなども成長
つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託で純資産総額トップ20に入ったのは、SlimS&P500を含めて4商品です。いずれも基軸となる株価指数に連動している超優良かつ超低コストのインデックス型投資信託で、つみたてNISA、個人型確定拠出年金(iDeCo)などで運用の中心に向いています。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)は前月から順位を三つ上げて16位となりました。前月比で純資産総額を377億円増やしています。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が11位で、前月比227億円増加です。SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)は12位とし、前月比261億円増大しました。楽天VTI、SBIVOOは、ほぼ同じ純資産総額規模で競い合っています。
勢い失うぼったくり投信
日経電子版の記事リンク(該当記事は無料記事です)
依然として毎月分配型(毎月決算型)投資信託をはじめとする合法ぼったくり投資信託がしつこく純資産総額トップ20に残っています。ただ、多くが前月比で純資産総額を減らしています。銀行や店舗型証券会社が勧める投資信託が別な合法ぼったくり投資信託に変化したのか、インデックス型を選ぶ投資家が増えた結果減少したのかは分かりません。しかし、こうした合法ぼったくり投資信託はブームが去れば、純資産総額を大きく減らす傾向にあります。また別な合法ぼったくり投資信託が人気を集めるといった事態にならないことを願うばかりです。このブログを見ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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