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低コストインデックス投信人気

投信積み立てランキング2022年1月 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。モーニングスター社が毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング2022年1月版が公表されました。 1位はeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)が29ポイント(1社平均9.67ポイント)、2位はSlim全世界株式(オルカン)が25ポイント(1社平均8.33ポイント)で変わりませんでした。満点が30ポイント(1社平均10ポイント)ですので、SlimS&P500は2社で1位(10ポイント×2)、1社で2位(9ポイント)です。おそらく、楽天証券とマネックス証券で1位、SBI証券で2位です。3位は楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が入りました。15ポイント(1社平均5ポイント)です。10位までの12商品(同率あり)のうち、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象の低コストインデックスファンドは10商品です。極めてまっとうな商品に人気が集まっています。

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ランキング算定方式

モーニングスター社のリンク

Morningstar | Ibbotson

 ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にモーニングスター社が集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したているとのことです。満点で30点となります。

米国、全世界、先進国が中心

eMAXIS Slim S&P500表紙
オルカン表紙

 ランキング入りしたつみたてNISA対象の低コストインデックスファンド10商品はいずれも、米国株(S&P500指数連動または全米株価指数)、全世界株(含む日本または除く日本)、先進国株(除く日本)のいずれかの株式投資信託です。内訳は米国株が4商品、全世界株が4商品、先進国株が2商品です。シリーズ別に見るとeMAXIS Slimシリーズが4商品、楽天・バンガードシリーズが2商品、SBI・V・シリーズが2商品、SBI雪だるまシリーズが1商品、<購入・換金手数料なし>シリーズが1商品です。いずれもつみたてNISA対象で低コストかつ優秀なインデックス型投資信託がラインナップに揃っているシリーズです。この10商品ならばどれも運用の主軸になり得る投資信託です。

残りの二つは主軸には厳しい

投信積み立てランキング2022年1月

 残りの二つは7位のひふみプラスと10位タイのマネックス資産設計ファンド<育成型>です。ひふみプラスはファンドマネジャーのカリスマ性で人気を集めた日本株を中心としたアクティブファンドで、信託報酬が年1%以上かかります。アクティブファンドの中では手数料が安い方ですが、運用の主軸には到底なり得ません。マネックス資産設計ファンド<育成型>は日本と先進国の株式、債券、不動産投資信託(REIT)に分散投資をしているバランスファンドです。信託報酬が年0.55%とだいたいセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドぐらいの高さです。バランスファンドの相場と比べれば信託報酬は高いです。

 このブログに来ていただき、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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