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非課税制度と時間は大きな力に

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。全世界株などのインデックスファンドに長期投資をする上で大きな力になるのは、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)と個人型確定拠出年金(iDeCo)です。どちらも運用期間中には非課税で運用ができます。両制度を活用し、毎月4万5,000円を30年間積み立て、年平均リターン5%で運用すれば3,700万円を超えます。非課税制度と時間を味方につければ、数年前に新聞報道などで話題になった老後2,000万円問題の金額を超えてきます。

※数値は概数です

※つみたてNISAは現状で2042年開始分までの継続が決まっています

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複利の力は大きい

 条件となった毎月積み立て金額の4万5,000円の内訳は、つみたてNISAが3万3,000円、iDeCoが1万2,000円です。つみたてNISAがほぼ毎月積み立て額の上限額、iDeCoは一番掛金限度額が小さい確定給付型企業年金(DB)がある会社員と公務員の上限額です。30年間積み立て運用すれば、元本約1,600万円に対し、運用益が2,100万円を超えます。課税口座ならば400万円以上の税負担が発生しますが、つみたてNISA分は全額非課税となります。iDeCoは条件次第ですが、ほとんどの場合で全額非課税になるか、税金が発生しても圧倒的な優遇税率となります。30年後に積み立てをやめ、年平均リターン5%でさらに10年保有して合計40年が経過しました。総額はなんと6,000万円を優に超えます。30年目以降は積み立てをやめていたのにも関わらずです。期間が長くなればなるほど、複利の力は大きくなります。個別株を買うのも悪くないですが、まずは皆様自身のつみたてNISAとiDeCoをフル活用し、低コストの全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動するインデックス型投資信託に投資をするのが第一選択肢だと思います。

年平均5%は大きくばらつく

注意

 ただし、注意点があります。広く分散されたインデックスファンドでも株式である限り、リターンにリスク(ぶれ幅)はあります。毎年5%前後のリターンが続くという意味では決してありません。プラス10%を超える年もあれば、プラスマイナスゼロの年もありえます。さらに、プラス50%にも、マイナス50%にもなり得ます。こうしたばらつきの大きい1年単位のリターンを集めて平均していけば、長期になればなるほど米国株や全世界株の年平均リターンは5~7%に近づいていきます。つみたてNISAやiDeCoのメリット、注意点は過去に当ブログでも何度か取り上げています。よろしければご覧になってください。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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