こんにちは、でんです。全米株価指数に連動するSBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBIVTI)の純資産総額が8月24日、200億円を突破しました。今年6月29日に設定された投資信託ですので、2カ月足らずで200億円に達したことになります。投資家に人気のある米国の株価指数に連動し、かつ経費率が国内最安クラスであることなどが評価されたとみられます。筆者も株式投資の主軸となり得る投資先の一つの候補と考え、注目しています。
主軸となる素質を秘める
SBIVTIは全米株価指数に連動する米国上場投資信託(ETF)のVTIに投資し、米国市場ほぼ100%を時価総額に応じてカバーしています。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象投資信託で3年6カ月のリターンがトップだった楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)と全く同じETFに投資しています。信託報酬は楽天VTIの年0.162%に対し、年0.0938%と優位です。しかも、つみたてNISA対象銘柄になっています。純資産総額や信託報酬の面では合格ですが、当ブログの運用の主軸候補とするにはさらに見極めが必要と考えています。株価指数への乖離率や実質コストなどを注意してみています。同種のSBI・Vシリーズが分配金をファンド内で再投資しているため分配金を払い出される心配はなく、国内配当課税を繰り延べる形での複利運用はできるとみています。非上場型投資信託にとって、分配金の払い出しはデメリットでしかありません。つまり、毎月分配型投資信託は論外ということです。仮に分配金がほしいのならば、制度上健全な形で分配金を得られるETFに投資すればいいわけです。
SBI証券のみの扱いで、2カ月で200億円を集めたのは人気がある証拠だと思います。今後もSBIVTIに目が離せません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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