こんにちは、でんです。10日の米国市場は主要500社によるS&P500指数、代表的な30社平均のダウ平均がいずれも史上最高値を更新しました。昨年の新型コロナショックから急回復し、直近高値を超えてからもう何度目か分かりません(笑)しかし、米国株最強とイケイケになるのでも、割高そうだから売り抜けようとか考えるのでもなく、淡々とペースを守って投資を続けていきたいです。
航路を守って
ここ10年の成績を見て米国株一択だと断言しているインフルエンサーや個人投資家を会員制交流サイト(SNS)で見かけます。しかし、2000年代の10年間は米国株にとって非常に苦しい時代で、全世界株や新興国株に成績が劣後しました。今後も米国株一強の時代が続くとは限りません。加えて今のような順風満帆な相場は必ず終わりが来ます。少なくとも筆者が生きている間には直近高値から30%を超える暴落は、ほぼ確実にあると思います。ただ、いつ来るかは全く予想できません。一方で割高そうに見える状況から一層上昇を続け、二度と以前の水準まで下落をしなかったこともあります。安易な利益確定は税金負担に加え、その後の機会損失につながる可能性があります。リスク耐性や投資資産バランスをしっかり確認した上で、ペースを守って国際分散投資を続けるのが有効だと思います。筆者は生活防衛資金を2年以上確保した上で、低コストのインデックスファンドを通じて米国株を中心とした国際分散投資を続けていきたいです。もちろん、国の税制優遇制度の積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)をフル活用してきます。
米国株へイケイケになりすぎるのに警鐘を鳴らしましたが、S&P500指数や全米株価指数のようなしっかりと分散された指数ならば、全世界株価指数、先進国株価指数のように優秀で中軸に据えられると思います。一方でNASDAQ100指数や高配当株価指数、セクター別指数などはバランスに欠き中軸にはなりにくいと思います。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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