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報われない期間をどう過ごすか

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。米国株や全世界株は素晴らしいリターンが続いています。年平均リターンが5~7%が平均とされる中、直近10年は10%を優に超えています。チャイナショックや新型コロナショックなどの暴落、調整局面があっても、すぐに最高値を更新してきました。しかし、株式投資の歴史を振り返ると、10年報われなかった期間があります。いかに株式投資が報われないと感じる期間に米国株や全世界株のインデックスファンドに長期投資を続けていけるかが鍵です。

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10年間ふるわない期間も

 世界で最も機関投資家に注目され、世界中の株価への影響が一番大きいとされる米国主要500社で構成されるS&P500指数を例に見ます。2000年代や1970年代は10年投資しても年平均リターンがマイナスでした。さらに恐ろしい期間があり、1929年の世界恐慌後は1950年代になるまで直近高値を更新しませんでした。1920年代末に投資をすれば、20年以上含み損が続いた恐れがあったということです。こうした期間では、米国株や全世界株のインデックスファンドへの投資が長期になればなるほど報われる傾向にあると頭で分かっていたとしても、持ち続けられなくなる人もいるかもしれません。信用取引などで必要以上にリスクを取っている人ほどが市場から退場しやすくなります。相場が好調な今こそ、10年程度のスパンでは報われない期間があり得ると意識し、自分のリスク耐性と資産バランスを見詰め直していきたいです。

方針をしっかり守って

 今後、暴落や10年間株価が上がらない期間が来るから株式投資をするなと言っているのではありません。もちろん、株を今から売っておけという意味でもありません。タイミング図る投資はプロでも困難です。買い持ちする投資に比べて、リターンが劣後しやすい傾向にあります。荒波や強い逆風の相場が来ても、心が折れずにいられる考え方や投資配分を身に付けることが大切だと思います。いかに一日でも長く市場に残り続けられるかを考えていきたいです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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