こんにちは、でんです。先週末から今週前半まで下落していた米国株式市場は上昇に転じ、7月23日は主要500社で構成されるS&P500指数、代表する30社平均のダウ平均、大型ハイテク株価指数のNASDAQ100指数がいずれも史上最高値をつけました。S&P500指数は4,400ポイントを超え、ダウ平均は史上初めて35,000ドルを突破しました。しかし、米国株や全世界株のインデックスファンドの投資家は、ペースを守った投資を心掛けていきたいです。
冷静に
好調な相場では個別株集中投資や株価指数先物取引、信用取引などを駆使して短期間で爆発的な利益を出す人が出てきます。中には会員制交流サイト(SNS)などで自慢する人もいます。市場を楽観視しすぎてしまい、大きくリスクを取って利益を出そうとする人が増えてきます。しかし、忘れないでほしいのは、市場は長期的には右肩上がりですが、常に右肩上がりでないということです。2000年代の米国株のように10年間投資が報われない期間もありました。1年単位で見ると下落率が30~50%の暴落は過去何度もありました。いつ起きるかは分かりませんが、筆者が生きている間にこのクラスの暴落は必ずあると思っています。米国株や全世界株のインデックスファンドでも暴落から逃れられずダメージは受けますが、個別株集中投資や先物取引、信用取引をしていた場合は傷口が一層膨らむ可能性が高いです。事実、暴落時には必要以上にリスクを取っていた人や暴落に耐えられなくなった人は市場から退場してきました。歴史的には暴落で市場が総悲観の状況になると、どこかのタイミング(このタイミングを読むのも非常に困難です)で急激に反発上昇してきました。暴落で市場から退場してしまった人は、安値で株式を投げ売りしてしまった上にその後の上昇相場を逃してしまいました。そして米国株や全世界株のインデックスファンドは幾度の暴落を乗り越え、最高値を更新し続けてきました。自分のリスク耐性を再確認し、冷静に投資方針を守って米国株や全世界株のインデックスファンドに毎月積み立て(あるいは一括投資)を続けていきたいです。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。航路を守って一日でも長く皆様と株式市場に残り続けたいです。
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