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相場に右往左往しない

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。ここ1、2週間の米国市場や日本市場は動きが落ち着いています。米国を代表する500社で構成するS&P500指数は緩やかな上昇で、東証株価指数(TOPIX)や日経平均はやや下落気味の横ばいです。今後、1日数%の下落はもちろん、短期間で10%以上下落する調整局面は必ず訪れます。さらに言えば暴落も絶対にあります(いつ来るかは分かりません)。右往左往して投げ売りしたり、極端な資金を突っ込んだりしないで航路を守った投資をしていきたいです。

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長期的視点を大切に

敗者のゲーム長期
1980年から2008年の間、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響(チャールズ・エリス著 敗者のゲームより抜粋)

 米国や全世界の株価指数は長期になればなるほど、右肩上がりで成長してきました。年平均にすると5~7%です。高値から90%近く時価総額が吹き飛んだ世界恐慌や60%近く暴落したリーマンショック、1カ月で30%以上急落した新型コロナショックなど幾度の暴落や2度の世界大戦を乗り越えた上での数値です。今後も資本主義が続き、人類にとって便利なモノや技術、サービスが生み出されて利益を生み出し、拡大再生産されるサイクルが続く限りは長期的な上昇傾向は変わらないと思います。だから、調整局面や暴落でろうばい売りしたり、上昇相場で将来の暴落を予想し全て株式を売却したりしてしまうのは得策ではないと考えます。いつ暴落し、いつ暴騰するかを読むのは一流のプロでも困難です。わずかな上昇期間を逃すだけで株式のリターンが大きく劣後してしまう上にタイミング売買は困難なため、買い持ちを続けるのが極めて有利だとする研究結果もあります。

 

敗者のゲーム [ チャールズ・エリス ]

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感想(16件)

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。航路を守り続けたいです。

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