こんにちは、でんです。当ブログは繰り返し、米国株や全世界株のインデックス型投資信託への長期投資を勧めてきました。長期投資の期間を自分の中では明確に定義して書いていたつもりでしたが、ブログを読み返してみると、曖昧にしていたなと感じました。今回は反省を込めて当ブログが考える長期投資の期間を記します。20年以上の可能な限りです。できれば30年以上保有したいです。
20年以上の根拠
なぜ20年以上の可能な限り長くとしているのでしょうか。米国の資産運用会社でらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏の名著「敗者のゲーム」と米国の経済学者バートン・マルキール氏の「ウォール街のランダム・ウォーカー」からデータを引用します。株式は1年間では+50%強~-40%弱と大きく上下に動きます。ちなみに、リーマンショックでは高値から60%弱下がりました。投資期間を重ねるごとに年平均リターンの幅は安定し、マルキール氏のデータで15年以上、エリス氏のデータでは25年以上で+10%超~+数%で安定します。株式は長く持てば持つほど成績が良くなる傾向にあります。加えて、エリス氏のデータから、株式は長期になればなるほど、債券や現金よりもリターンがプラスの幅で安定し、有利になることが分かります。※米国株や全世界株のインデックスファンドの話です。インデックスファンドでも日本株や新興国株に当てはまるかは微妙です。個別株では必ずしも当てはまりません。
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非課税口座を生かして
多くの人にとって、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)といった非課税制度を活用し、余剰資金を可能な限り20年以上の長期間毎月積み立て投資を続けていくのが現実的です。例えば、毎月5万円を20年間株式に積み立て投資し、年平均4.8%で上昇していけば、2000万円に到達します。米国株や全世界株の年平均リターンは5~7%とされています。60%近く高値から暴落したリーマンショックなどに見舞われた年を含んだ数値です。年平均4.8%はかなり保守的な見積もりです。毎月5万円はiDeCoの限度額が低い公務員や確定給付企業年金(DB)がある企業に勤める会社員以外は全額非課税口座で運用できる金額です。ちなみに、公務員らが非課税口座で運用できる金額は月4.5万円強です(公務員らは2022年以降にiDeCoの限度額が引き上げになる見通しです)。※現在のつみたてNISAの限度額は月3万3,333円、iDeCoの限度額は条件によって月1万2,000円~6万8,000円です。※一般NISAは年間積立額が120万円と大きいですが、非課税期間が5年と短いので、長期投資をしていく上でつみたてNISAよりメリットがないと考えています。※つみたてNISAと一般NISAの併用はできません。
今週は3,000円注文しました
わが広島カープの先週火曜日から日曜日までの成績は3勝3敗でした。ビジターで1勝し、ホームで2勝するという最低限のノルマを満たしたといえる成績でした。よって12日月曜日にeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)に3,000円注文しました。なかなかいいペースでの投資です。今週は甲子園の3連戦できつかもしれませんが何とか1勝できればと思っています。3,000円以上投資できればうれしいです。こうした遊びの要素も取り入れた投資は刺激になります。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。20年以上可能な限り長期で投資を続けていきたいです。
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