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低コスト投信の先駆者(Fund of the Year②)

ニッセイ先進国表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でランキング入りした投資信託を不定期連載で紹介します。第2回目は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)です。近年のインデックス型投資信託の手数料引き下げ競争を自ら率先して実行してきた姿勢が評価されています。

FOY2020.1~5
Fund of the Year(1位)から5位まで。2位にニッセイ先進国が入った
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外国株投資を長年支える

  • 日本を除く先進国に投資
  • かつては外国株投資=先進国株投資だった
  • つみたてNISA対象、手数料格安
ニッセイ先進国月次レポート
ニッセイ先進国の月次レポートより

 ニッセイ先進国は日本を除く米国や英国、フランスなどの先進国の企業に時価総額通りに投資しています。対象指数はMSCIコクサイ・インデックス(MSCIコクサイ)です。MSCIコクサイは米国が70%以上を占め、英国、フランス、カナダ、スイス、ドイツなどと続きます。ニッセイ先進国の2021年1月の月次レポートによると、上位10銘柄は全て米国株です。近年では米国S&P500指数や全米株価指数、全世界株価指数(日本除く、日本含む)に連動するインデックス型投資信託が出てきていますが、かつては外国株式インデックス投資信託といえば、ほぼMSCIコクサイに連動する投資信託を意味しました。ニッセイ先進国は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象で、信託報酬は年0.1023%で、純資産総額は2435億円です(2021年2月18日現在)。売買時手数料や信託財産留保額はかかりません。これまでも率先して信託報酬を引き下げてきており、MSCIコクサイ連動の投資信託ではコストが最安値クラスとなっています。

ニッセイ先進国信託報酬
ニッセイ先進国の交付目論見書より

優秀な投信

ニッセイ先進国表紙

 ニッセイ先進国は優秀な投資信託と判断します。当ブログではこれまで、米国株や全世界株の投資信託を勧めてきましたが、先進国株投資信託もいい投資先だと思います。インターネット証券会社でしかなかなか見つからない米国株や全世界株投資信託と違い、先進国株投資信託は幅広い証券会社や銀行、保険会社で扱われています(投資信託はインターネット証券会社での運用を強く勧めます)。全世界株投資を投資信託の組み合わせて実行する場合、先進国株投資信託は全体の80~90%を占める中軸となります。ただ、筆者個人としては企業型確定拠出年金などで有力な米国株や全世界株投資信託を買えない場合の代替投資先として考えることが多いです。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今後も不定期でFund of the Yearの投資信託を紹介していきます。

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