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リスク高いBファンド(Fund of the Year⑰)

日興3倍3分法表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でランキング入りした投資信託を不定期に紹介します。第17回目はグローバル3倍3分法ファンド(日興3倍3分法)です。債券、株式、不動産投資信託(REIT)に3倍のレバレッジをかけたリスクの高いバランスファンドです。

FOY.11~20
17位に日興3倍3分法が入った
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リスクの高いバランスファンド

  • 指数先物などに投資
  • 株式級のハイリスク
  • 分かりにくい
日興3倍3分法説明
日興3倍3分法手数料
日興3倍3分法月次レポート

 日興3倍3分法は指数先物などに投資をし、対象指数の3倍の成績を目指しています。組み入れ比率は債券が66.7%、株式が20%、REITが13.3%です。株式は先進国株、新興国株、日本株の比率が同じで、正直日本株と新興国株の比率が高すぎると感じます。信託報酬は年0.484%です。楽天証券などのインターネット証券会社ならば購入時手数料がかかりませんが、店舗型証券会社や銀行では最大3.3%の手数料がかかります。信託財産留保額はかかりません。純資産総額は2,357億円と人気を集めています。リスクの低い債券中心のバランスファンドに3倍のレバレッジがかかった結果、株式並のリスクとなっています。レバレッジファンド共通の弱点ですが相場が一方に動かないボックス相場の場合、じりじりと成績が下がっていきます。以前取り上げたグローバル5.5倍バランスファンド(日興5.5倍バランス)とともに、正直言って分かりにくい商品だと思います。

個人的には…

 日興3倍3分法は日興5.5倍バランスとともに、個人的に関心はありません。ランキング入りしたため初めて調べました。本人が納得して購入しているならばいいと思いますが、正直言っていずれも自分ならば購入を検討すらしません。ちなみに日興3倍3分法の隔月決算型もありますが、こちらは元本を取り崩して分配金を出す「タコ足分配」をしている疑いのある商品です。持っているならば即刻売却を勧めるレベルの商品です。一般の毎月分配型や隔月分配型同様、はっきり言って問題外の商品ですので注意してください。ただ、日興アセットマネジメントは低コストの海外株上場投資信託(ETF)を先行して東証に上場してきた会社です。面白いETFもあります。機会を見て紹介したいと思います。

日興3倍3分法表紙

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。今後も機会を見て入賞ファンドを取り上げたいと思います。

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