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強いeMAXIS Slim

投信積み立て1月ランキング 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。2021年1月のインターネット証券大手3社の投資信託積立件数ランキングで、eMAXIS Slim米国株式(SlimS&P500)が1位、eMAXIS Slim全世界株式(Slimオールカントリー)が2位とワンツーを独占しました。eMAXIS Slimシリーズは他にも、新興国株式(Slim新興国)が4位、先進国株式(Slim先進国)が5位に入り、トップ5のうち、4本を占めました。「同一カテゴリーで最低水準の手数料率を目指す」を掲げ、他社の投資信託に合わせて信託報酬の引き下げを実施してきました。同一カテゴリーで最低水準の信託報酬を維持し続けてきたことが評価されたと筆者はみています。

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SlimS&P500、1年間首位守る

  • ネット証券大手3社積立ランキング
  • 信託報酬年0.1%未満

 ランキングは定期的に月次の投資信託積立契約件数トップ10を公表しているネット証券大手のSBI証券、楽天証券、マネックス証券の公開情報を元に、モーニングスター社が作成しています。各社ランキング1位に10点、以下順位が落ちるたびに1点ずつ減らして10位を1点としています。3社のランキングの10位までのファンドの点数を集計したとのことです。3社の証券口座は筆者も活用しています。いずれの証券会社の投信積立契約件数ランキングは証券会社が売りたい商品のランキングでなく、個人投資家が買いたい商品のランキングといえ、信頼できると考えます。

eMAXIS Slim S&P500目論見書①

 SlimS&P500は米国を代表する500社で構成するS&P500指数に連動するインデックス型投資信託です。信託報酬年0.0968%、純資産残高は2600億円を超えます(2021年2月3日現在)。信託報酬は国内投資信託でもトップクラスの安さで、売買手数料も信託財産留保額もかかりません。2020年2月に老舗の先進国株価指数連動インデックス型投資信託<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス(ニッセイ先進国)に変わって首位になって以来、首位を守り続けています。当ブログでも繰り返し勧めている米国株の投資信託です。極めて低コストで米国株の時価総額8割をカバーした投資ができます。しかも、配当金はファンド内で自動再投資されるため、配当課税を繰り延べる効率的な複利運用ができます。配当金自動再投資と配当課税繰り延べは上場投資信託(ETF)にはない、投資信託のメリットです。

Slimオールカントリーが2位

  • Slimシリーズ人気
  • 一方で老舗が根強い
投信積み立て1月ランキング
モーニングスター社より抜粋 https://www.morningstar.co.jp/market/2021/0203/fund_01153.html

モーニングスター社より抜粋 https://www.morningstar.co.jp/market/2021/0203/fund_01153.html

 2位のSlimオールカントリーは信託報酬年0.1144%で、純資産残高が983億円と1000億円に迫っています(2020年2月3日現在)。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」で2連覇を達成しており、SlimS&P500とともに投資家から人気を集めています。筆者もインデックスファンドの国際分散投資を1本で忠実に実現できる王道の投資信託としてお勧めしています。4位にSlim新興国、5位にSlim先進国が入りました。先進国、新興国のインデックス型投資信託を世界の時価総額通りに持つと日本を除く全世界株式(eMAXIS Slim 全世界株式<Slim除く日本>)と同じ投資ができます。さらにTOPIXのインデックス型投資信託を加え、3投資信託を世界の時価総額通り持つと日本を含めた全世界株式(Slimオールカントリー)と同じ投資ができます。ちなみに、思うような米国株や全世界株インデックス型投資信託がない場合が多い企業型確定拠出年金(DC)でも、先進国株インデックス型投資信託は扱っているケースが多いです。先進国株インデックス型投資信託は、米国株や全世界株投資信託の代用先として候補になると付け加えます。

楽天VTI表紙

 Slimシリーズ以外でも、筆者お勧めの投資信託が上位に入っています。6位タイのSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)や8位タイの楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、9位タイの楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)です。どれも米国株や全世界株に低コストで投資できます。SBIVOOは楽天証券で取り扱いがないので注意が必要です。3位のひふみプラスはカリスマファンドマネジャー藤野英人氏が運用する日本の中小型株式を中心とする老舗のアクティブファンドです。投資家に根強い人気があります。個人的にはあまりお勧めしませんが、アクティブファンドの中では良心的な信託報酬だと思います。6位タイにはこれも老舗のニッセイ先進国が入りました。これまでに自ら信託報酬を下げてきており、そうした姿勢が投資家から評価されています。8位タイのeMAXIS Neo 自動運転は人気の分野の銘柄を投資信託化しました。トレンドフォロー型の投資は筆者としては全く気乗りしませんが、ポートフォリオのアクセントには人によってはありかもしれません。9位タイのマネックス資産設計ファンド<育成型>は日本株、外国株、国内債券、外国債券、国内リート、外国リートに投資するバランスファンドです。信託報酬が年0.25%を切ってくれば検討対象に入れてもいいと思います。当ブログはランキングに入らなかった投資信託の中では、eMAXIS Slim 全世界株式(Slim除く日本)を強く推しています。

 このブログに来てくださり、最後まで読んで下さってありがとうございます。インデックスファンドへの投資を中心に、市場に残り続けていきます。

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