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インデックス型、トップ10に3本!

投信純資産総額2022年7月末 株式投資の心構え
投信純資産総額ランキングトップ20(2022年7月末現在、日経電子版より引用)
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 こんにちは、上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託の2022年7月末時点の純資産総額ランキングで、トップ20入りしている積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックス型の4本のうち3本がトップ10入りしました。日経電子版が4日報じました。日経電子版によると、月末ベースでインデックス型が3本ランクインしたのは1999年3月以来23年ぶりとなります。インデックス型の純資産総額が着実に増加し、ランキングで上位に定着していくのは投資家にとって望ましい傾向だと思います。

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トップ10の3本は米国株

eMAXIS Slim 米国株式2022表紙
楽天VTI表紙
SBIVOO目論見書

 つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託で純資産総額トップ10に入った3商品は、いずれもS&P500、全米株といった米国の株価指数に連動しています。eMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)が2位をキープし、1兆3,654億円としました。トップ奪取が期待されます。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は9位に上昇して6,359億円、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)は10位に順位を上げ6,283億円につけました。楽天VTIとSBIVOOは、ほぼ同じ純資産総額で競い合っています。

日経電子版の該当記事(該当記事は無料記事です)

7月末の投信残高、指数連動型3本がトップ10入り - 日本経済新聞
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)を7月末時点の純資産総額(残高)でランキングしたところ、インデックス型(指数連動型)が上位10本中に3本入った。5月末の同1本、6月末の同2本から増加が続いている。月末ベースで3本...

オルカンのトップ10入りに期待

オルカン2022表紙

 つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託で純資産総額トップ20に入った残りの1本はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)です。順位を12位に上げて6,079億円としました。オルカンは世界中の大、中型株式を時価総額通りに投資ができる国際分散投資の基本かつ王道を地でいく商品です。ぜひ純資産総額トップ10入りに期待したいです。SlimS&P500にせよ、楽天VTIにせよ、SBIVOOにせよ、オルカンにせよ、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)などで運用の主軸とするのにふさわしい投資信託です。いずれも超低コストかつ、主軸の株価指数に連動しています。分配金を出さずに配当金をファンド内で再投資しているため、効率的な複利運用ができます。

投信純資産総額2022年7月末
投信純資産総額ランキングトップ20(2022年7月末現在、日経電子版より引用)

毎月分配型などボッタクリ投信に注意

 純資産総額ランキングトップ20には、まだまだ毎月分配型(毎月決算型)投資信託に代表される合法ぼったくり投資信託がしぶとく残り続けています。購入するだけで3%程度の手数料が発生し、毎年1~2%超の維持管理費(信託報酬)がかかり続けます。つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託ならば、売買手数料は無料で、信託報酬は年0.1未満~年0.2%程度ですみます。特に毎月分配型投資信託は複利運用の原則にも反する最低最悪な劣悪金融商品であり、言葉を悪く言えば手数料を巻き上げるだけのゴミ投資信託です。いかなる理由があろうと投資する価値は一切ありません。強引に分配金をねん出するために元本から取り崩すタコ足配当(分配)が当たり前のように行われています。さらに、複雑な金融派生商品(デリバティブ)取引を駆使したタイプまでがあります。老後の取り崩しには毎月分配型投信は存在意義があるなんて意見もありますが、全く同意できません。老後の取り崩しには低コストインデックス型投資信託を証券会社の定率売却サービスを活用したり、必要額をその都度売却したりすれば済む話です。そもそも、購入コストや維持コストがボッタクリレベルにかかる毎月分配型投資信託を使う余地はありません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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