こんにちは、でんです。当ブログでは米国株や全世界株のインデックスファンドを投資の中心に据えるのを繰り返し勧めています。しかし、投資している分の10~20%は自分が応援している企業の個別株や、自分が伸びると予想している地域や業種別の上場投資信託(ETF)を持つのも悪くないと思います。今回の話は株式投資の80%以上を米国株や全世界株のインデックスファンドにしっかり投資している人向けの話です。
好きな個別株も悪くない
趣味で持つ個別株は自分が好きな企業の株を持つものいいと思います。例えばゲームが好きならば任天堂(100株当たり650万円以上)やソニー(100株当たり100万円以上)、車が好きならばトヨタ(100株当たり75万円以上)や本田技研(100株当たり30万円弱)、鉄道が好きならばJR東日本(100株当たり65万円以上)などが挙げられると思います。米国株の個別株もあります。いつも通販で買い物するならばアマゾン(1株当たり3100ドル以上)、コーラが好きならばコカ・コーラ(1株当たり50ドル弱)などがあります。ここからは日本株に限る話になりますが、よく利用しているサービスの優待を目的にした投資もあります。ディズニーランドやディズニーシーを運営するオリエンタルランド(100株当たり160万円弱)ならば、100株以上の保有株式に応じて1デーパスポートをもらえます。吉野家ホールディングス(100株当たり20万円以上)ならば100株以上で店舗で使える飲食券が送られてきます。上記のソニーと本田技研、JR東日本にも株主優待があります。楽天証券などで各銘柄を調べると受けられる優待を確認できます。尚、好きな会社だからと言って個別株への集中投資はリスクが高くなりますので注意が必要です。ちなみに、日本株は原則100株単位、米国株は1株単位の購入が基本です。※かっこ内の数字は2021年1月20日現在です。数値は日時変動しています。
ETFもあり
趣味でも個別株が怖いという人はETFもあります。ETFはS&P500指数や全米株価指数、全世界株価指数といった王道の指数から新興国株価指数、業種別株価指数とあります。東証ETFですと信託報酬の観点などから上記の王道指数と米国NASDAQ100指数、先進国株価指数、TOPIXぐらいまでしか購入選択肢になりにくいでしょう。米国ETFはS&P500指数、全米株価指数、全世界株価指数といった王道の指数は格安の信託報酬で買えます。王道指数以外では、米国株だけでもNASDAQ100、高配当、連続増配、配当貴族、米国以外の株式でもマイナー国、新興国、株式以外でも債券、金と様々な指数に連動したETFが安い信託報酬で買えます。有名どころでは、NASDAQ100ならばQQQ、高配当ならばVYM、HDV、SPYD、連続増配ならばVIGがあります。ちなみに、王道指数や先進国株価指数、新興国株価指数は日本でも売買手数料無料、安い信託報酬の投資信託で買えます。高配当ETFのVYMも日本で投資信託として扱われています。楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)で、売買手数料無料、信託報酬年0.192%、純資産残高約33億円です。高配当とうたってますが配当金は自動再投資されるため、分配金は出ません。個人的には良心な信託報酬で面白い投資信託と思います。※数値は2021年1月20日現在です。
主力は米国株、全世界株式インデックスファンドで
趣味の投資の一例として、個別株や個性的なETFを取り上げてきました。コアとなる投資に、サテライトで趣味の投資を加えるのも一考してはいかがでしょうか。しかし、主力とする株式投資先は、あくまで米国S&P500指数や全米株価指数、全世界株価指数に連動する低コストのインデックス投資信託(またはETF)がお勧めということは何ら変わりません。また、米国株や全世界株インデックスファンドへの投資、十分な生活防衛資金、債券(債券代替資産としての個人向け国債10年変動、インターネット銀行での待機資金)投資のみで何ら問題はないと申し添えます。
コメント