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相場が気になる時

気になる 株式投資の心構え
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 こんにちは。でんです。投資を始めたばかりのころ、上場投資信託(ETF)や個別株ならば取引期間中の値動き、投資信託ならば平日の毎日深夜に更新される基準価格を気にしすぎてしまいがちです。長期投資は、世界が長い目で見れば成長し続けるということに託す投資法です。過去の歴史を振り返ると20年以上米国株式や全世界株式のインデックスファンドに投資して保有し続ければ、ほとんどの期間でプラスでした。30年以上ならばマイナスになったケースはまず見当たりません。(悲しいですが、日本株のインデックスファンドには当てはまりません)。こうした理屈を理解した上で投資を始めたとしても最初は値動きを気にしてしまうものです。事実、私も投資を始めたばかりの頃は取引期間中に資産が上下することに恐れおののき、投資信託の基準価格を1時間おきに確認してしまったものです。今回は自分なりにとってきた対処法を紹介したいと思います。

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対処法

  • 気にしてもいいと受け入れる
  • 長期チャートを見る

 投資初心者が日々の値動きを気にするのは正常です。今まで貯金や預金といった元本保証の投資しかしなかった人にとって、株式などの日々価値が変動するリスク資産に投資することは慣れていません。初めて投資した100万円の株式が1日で2%下落して98万円になったら誰だって気になります。筆者が生まれて初めて買った株式は日本の大型輸出企業でした。株価が1週間で15%下落しました。会社のトイレでチャートを見てめまいがしたのを思い出します。会社の株の師匠に話したら「この状況なら当たり前だ。こんなことは今後何度も普通にあるぞ」と言われました。不正発覚など企業特有の事情で下がっているわけでなく、市場全体で下がっている時に投げ売りやろうばい売りするのは愚かだと付け加えられました。冷静に考えると買った企業に問題があったわけでなく、世界中で株価が暴落していた時期なのでいずれ取り戻すだろうと売却を踏みとどまりました。今では同時期に買ったと仮定した場合の東証株価指数(TOPIX)よりやや大きい含み益になっています。現状で売る理由がないので、主軸にしている米国株や全世界株のインデックスファンドとともに保有し続けています。

気になる

 日々の株価の上下が気になったときに筆者がとった方法を紹介します。米国株や全世界株へのインデックスファンドに長期投資していて、特に暴落時や暴騰時に冷静になる場合に有効と考えます。S&P500指数、MSCIやFTSEの全世界株価指数の20年以上の長期チャートを見ることです。株式や投資信託を持っている証券会社でも、Googleファイナンスでも、tradingviewでも、ヤフーファイナンスでもなんでもいいです。米国株や全世界株は長期では右肩上がりで上昇していると確認できるでしょう。

S&P500指数の1年チャート。2020年は新型コロナショックで1度暴落した後上昇しているが、年によって成績は異なる
S&P500指数の150年のチャート。長期で見れば右肩上がりで成長しているのが確認できる

米国S&P500指数の1年チャート(上)と150年チャート(下)。長期で見れば右肩上がりで成長しているのが確認できる。 tradingview日本語版より https://jp.tradingview.com/

航路を守って

 株式投資を続けていくうちに、日々の値動きはそれほど気にならなくなってきます。リスク資産で上下するのに慣れてくるわけです。筆者は今でもチャートを見ます。値動きが気になっているというよりは、ブログのネタ探しで見ています(笑)11月に見られた暴騰時、3月のような暴落時には、TwitterなどのSNS界隈は冷静さを欠いた書き込みが増える傾向にあります。暴騰時は「バスに乗り遅れるな」「テスラで株価5倍!」などの言葉であふれ、暴落時には「〇百万円の損切りで退場」「空売りチャンス」といったツイートが見られます。筆者を含め当ブログの読者はこういった言葉や雰囲気に惑わされず、ぶれずに淡々と毎月積み立て投資を続けていくことを肝に銘じたいです。

 ※暴落時に待機資金や個人向け国債などの無リスク資産と、株式などのリスク資産とのリバランスを兼ねて株式を一定程度買い増すことは問題ないです。筆者も一定程度実践しています。ただ、上昇、暴騰相場に乗っかって積み立て額を増額することはお勧めできないです。暴落時に口数を多く買い、暴騰時に口数を少なく買う積み立て投資のメリットを減らしてしまうことにつながります。ちなみに、自分の収入や支出が改善し、投資に回せる資金が増えたという理由で積み立て額を増額することは全く問題ありません。

 当ブログに来ていただき、最後まで読んでくださりありがとうございました。今回の話は投資初心者やこれから投資を始める人に参考になればうれしいです。筆者自身も肝に銘じていきたいです。

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