こんにちは、でんです。S&P500指数は21日の終値が先週末比を下回り、週間騰落率が7週連続の下落となりました。2001年以来の長さとなる下落期間となりました。複数のメディアが報道しました。21日の取引期間中に一時年初来の下落率が弱気相場入りの目安となる20%を超える場面もありましたが、終値では18%台でした。週間騰落率が21年ぶりの長さの下落期間になろうと、弱気相場入りの目安を超える下落率になろうと、特に不安になったり、騒ぐような話では全くないと思います。
過去5年でも余裕でプラス
S&P500や全米株、全世界株、先進国株の数十年間の上昇率はインフレ調整後でプラス5~7%とされています。世界恐慌やリーマン・ショックなどの歴史的大暴落を織り込んだ上での数値です。この話は当ブログでも何度も記してきました。今回はあえて今まであまり紹介してこなかった最近5年の値動きを見ます。年初来は低調なS&P500ですが、過去5年でもプラスです。21日終値現在、年平均12%超の上昇率です。今年の下落も、2020年の新型コロナショックも、2018年の米中貿易摩擦も織り込んだ数値です。まあ、はっきり言えばここ5年の株式市場はS&P500をはじめとして、歴史的に出来過ぎなぐらい絶好調な相場でした。今年の下げ幅を加味しても全くもって素晴らしいリターンです。さすがに今後もここまで素晴らしい上昇を見込むのは少し虫が良すぎるかもしれません。いずれにしても、今年の下落率や最近の不安定な株式市場に振り回される必要はまったくありません。方針と資産配分を守り、淡々と全世界株などの低コストインデックスファンドに長期投資をしていけばそれでOKです。淡々と毎月積み立て(一括)投資を続けるのが賢明だと思います。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
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